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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
アルファード(''ALPHARD'' )は、トヨタ自動車が販売する大型LLクラスのミニバン型高級乗用車である。製造はトヨタ車体が担当。 == 歴史 == === 初代(2002年-2008年) === ; 2002年5月22日 : キャブオーバー型のハイエース(H100系)のワゴン7・8人乗りとその派生車種として、登場・発売された。実質的にはグランドハイエースとグランビアの後継車である。月間目標販売台数は4000台、トヨタ車体のいなべ工場での生産と発表された。 : それまでトヨタはハイエース系で、日産自動車のテラノ(R50型系)の派生車種である、エルグランド(E50型系)に立ち向かっていたが、当時月販1万6,000台を超えるエルグランドとは対照的にハイエースを除いた4兄弟の連合軍を合計したとしても販売面で苦戦を強いられていた。そこで真っ向から勝負できるモデルを出すべくそれらを統合し、ネーミングも新たに「アルファード」として登場させた。発表日を2代目エルグランド(E51型系)の翌日とするなど、話題作りも販売戦略のひとつとされた。 :エルグランドはモダンでクリーンなインテリアが売りだったが、こちらは面積の広いウッドパネルをあしらうなど、あくまでも日本人好みの豪華さを目指した。テレビCMにはジャン・レノが出演。全車にパワーウインドウ付き両側スライドドア、イージークローザーシステム、リモコン開閉が可能なパワーウインドウを装備。リモコンパワースライドドアや日本車初のパワーバックドアが設定された。 :欧州で完全に袂を分かち、日本国内専用かつ、乗用専用としたことで基本構成が大きく変わった。プラットフォームは2代目エスティマのもの(元々は同社のカムリの基本コンポーネント)を流用し、コストダウンと生産効率を上手く両立させた。さらにアイポイントを上げ、車体剛性も高めている。横置きエンジンによるFFが基本となる。また、この車体寸法と車両総重量ながら、4WDを含む全グレードのサスペンションに、FFコンパクトカーなどで一般的な、フロントマクファーソンストラット、リアトーションビームを採用している点も他社製上級ミニバンに見られない特徴である(トヨタのミニバンも以前は上級グレードのみ4輪独立懸架となっていた)。乗車定員は2列目の仕様の違いにより7名あるいは8名で、全てのグレードで4WDモデルを選ぶことが可能であった。 :しかし縮小傾向にあった日本のディーゼル車市場の動向から方針転換を図り、エスティマのコンポーネンツを最大限活用することと、廉価な4気筒車を中心とすることで販売価格帯の下限を広げて拡販を狙い、ディーゼルユーザーは省燃費のハイブリッド車と、次期型ハイエース(H200系)のディーゼルなどで吸収する方針とした。 ;2003年4月 :外板色のグレーマイカメタリック(1E8)を廃止。 ;2003年7月 :ハイブリッド車を追加。 :それと同時にMX Jエディションが廃止、デュアルパワースライドドア採用、全車にETCユニットがオプション設定、後席テレビが9インチ化される。またMS/ASにシアターサウンドシステムがオプション設定され、特別仕様車としてMS/AS Limitedを追加。 ;2004年4月 :ビスタ店の統合によりアルファードVの扱い店がネッツ店になる。 ;2004年8月 :ハイエースワゴンのスーパーカスタム系統が統合される。 :この時、特別仕様車としてMS/AS Limitedに装備を追加したMS/AS Limitedアルカンターラバージョン、MX/AX トレゾアアルカンターラバージョンが設定された。 ;2005年4月 :マイナーチェンジにより、内外装が変更されてG-BOOK ALPHAなどに対応した。また、法規制により、サイドアンダーミラーが装着された。メーカーオプションのナビはサウンドライブラリ内蔵のHDDタイプとなる。このとき、MZ・MZ Gエディションに設定されていた外板色のグレイスフルパールトーニング(2JD)が廃止。 ;2005年8月 :レクサスブランドの日本国内での開業に伴い、それまでネッツ店の最上級車種であったアリストがレクサス・GSとしてレクサス店に移行したため、アルファードVが同店の最上級車種となる。 :同時にデュアルパワースライドドア、バックドアイージークローザー、アルカンターラシートを特別装備したMS/AS Limited、世界初DUAL AVNを搭載したナビが標準装備のMS/AS Limted DUAL AVNが設定された。 ;2006年 :MZと同等の内装や装備を採用した特別仕様車としてトヨペット店向けにはMS/AS Prime Selection、ネッツ店向けとしてMS/AS PLATINUMセレクションが発売。 ;2007年6月 :一部改良で外板色 ホワイトパールマイカ(042)を廃止、ホワイトパールクリスタルシャイン(070)を追加。 :また、特別仕様車のMS/AS Prime Selection・PLATINUMセレクションにオプションだったパワーバックドアが特別装備されたMS/AS Prime SelectionII・PLATINUMセレクションIIとなった。 ;2008年3月 :ハイブリッド生産終了。このため、トヨタのミニバンにおけるハイブリッドは、エスティマハイブリッドに引き継がれた。また、Vも生産終了。このため、アルファードシリーズはGのみとなった。 ;2008年5月 :Gも生産終了。これで、すべてのアルファードシリーズが終了し、初代アルファードは6年の歴史に幕を閉じた。後継車は、Gは2代目アルファード。Vは姉妹車である、ヴェルファイア。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トヨタ・アルファード」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Toyota Alphard 」があります。 スポンサード リンク
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