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イノーバ(''Innova'' )はトヨタ自動車が東南アジア、インド、中近東等で販売しているミニバンである。トヨタの新興国市場を狙う世界戦略車IMVシリーズのミニバン車種。 == 概要 == キジャンの後継モデルとして2004年に発表され、まずインドネシアでキジャンイノーバ(''Kijang Innova'' )として発売が開始され、続いて他の東南アジア諸国およびインドでも発売された。生産はインドネシア・ジャカルタのカラワン工場、インドのバンガロール工場、および中華民国(台湾)の国瑞汽車・観音工場で行われている。 シャシーはトヨタIMVプロジェクトのラダーフレームを用いた単一プラットフォームで7代目ハイラックスやフォーチュナーと共通化されている。ラダーフレーム以外にも、FR(フロントエンジン・リヤドライブ方式)や、リーフサスペンションも従来のキジャンと同様であるが、これは、頑丈さとパワーを低価格で求める世界中の新興国ユーザーの要求に基づくもので、IMVプロジェクト世界戦略車仕様である。トラックやオフロード車を乗用車用途としても用いているユーザーに対し、トラック(フレーム)ベースであってもある程度の高級感が得られるように外観や内装はトヨタらしさを感じられる乗用車風に仕上げられている。エンジンは1TR-FE型直列4気筒2,000ccガソリン、または2KD-FTV型直列4気筒2,500ccコモンレール・ターボディーゼルが搭載される。 2007年には台湾でもイノーバに切り替わり、2,700ccの2TR-FEが設定された。 2011年7月22日、インドネシア国際モーターショーにて大幅なフェイスリフトを受けた新型イノーバが発表された。 2013年8月19日、インドネシアで再度フェイスリフトが行われたキジャン・イノーバが発表された。デザインはインドネシアのスタッフが担当し、大型化されたフロントグリルが採り入れるなど、内外装に手が加えられた。また、デュアルエアバッグが全車に標準装備となった。 2015年11月23日、インドネシア市場向けのキジャン・イノーバの第二世代が、ジャカルタ、インドネシアで発売された。 File:Reginocarjf.JPG|フェーズ2 File:KijangInnovaTGN40V.JPG|フェーズ3 File:2014 Toyota Innova (TGN40) wagon (2015-12-23).jpg|フェーズ4 File:2015 Toyota Kijang Innova (front), Jambi - Indonesia.JPG|第2世代 File:2015 Toyota Kijang Innova, Jambi - Indonesia.JPG|第2世代 File:2015 Toyota Kijang Innova (back), Jambi - Indonesia.JPG|第2世代 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トヨタ・イノーバ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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