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エスクァイア(''Esquire'')は、トヨタ自動車が2014年10月29日に発売した7 - 8人乗りのミニバン型乗用車である。製造はトヨタ車体富士松工場。 == 概要 == 5ナンバーサイズミニバンであるR8#型ノア/ヴォクシー(以下、まとめて「2車」)をベースに「上質感」と「上級感」、そして「高級感」を持たせることを目的に開発された。2車よりも発表は遅れたが、開発自体は2車と同時に行われていた〔コンパクトキャブワゴンの市場へ、トヨタが放つ第3の矢 〕。 基本デザインは2車と同一としているが(フロントバンパーベースについてはノアと同一品で加飾品を変更している)、フロントグリルはアンダーグリルまで伸びたT字構えの大型タイプとし、中心部から両端部にかけてパターンを変化させた縦基調のメッキ加飾バーを配置し、グリルバーとヘッドランプにスモーク加飾を施した。また、サイドにはステンレスベルトモールを配し、アウタードアハンドルにもメッキ加飾を施した。バックドアはアウタードアハンドルのデザインを2車(車名浮き出し文字が一体成型)と変更し、独立した車名バッジがナンバープレート左側付近に配置される。ボディカラーは3代目ハリアーで初採用された「スパークリングブラックパールクリスタルシャイン(オプションカラー)」を含む7色を設定するが、他の6色は2車と共通である。 内装ではエアコンコントロールパネルにピアノブラック塗装を、インパネ助手席側の大型オープントレイとドアトリム上部に金属調加飾とステッチを、メーターは金属調加飾の三眼リングと立体的な文字目盛を採用した。 廉価グレード(ノア「X"V Package"」、ヴォクシー「X"C Package"」に相当)が設定されていないことや、外観にメッキやステンレスの加飾を、内装に合成皮革を多く用いていることもあり、価格帯は2車に比べて高めに設定されている(259.2万円 - 320.4万円、2車は218万円 - 297万円。いずれも税込)。また、3ナンバー登録のエアログレード(ノア「Si」、ヴォクシー「ZS」に相当)は設定されないため、全車5ナンバー登録となる。 == メカニズム == 2車同様に、ガソリン車とハイブリッド車の2つのパワートレインが用意され、仕様も2車と同じである。 ガソリン車は2.0Lの3ZR-FAE型にSuper CVT-iを組み合わせて採用し、アイドリングストップシステムも搭載。 ハイブリッド車はリダクション(減速)機構付THS IIを採用し、エンジンはガソリン車よりも排気量が少ない1.8L・アトキンソンサイクル仕様の2ZR-FXE型を採用する。 そうした技術により、車両重量1650㎏以下の「Xi」の4WD車を除く全車で「平成27年度燃費基準+20%」を達成した。(ハイブリッド車は「平成32年度燃費基準+20%」も達成) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トヨタ・エスクァイア」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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