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エティオス (''Etios'') とは、トヨタ自動車が製造・販売するコンパクトセダンで、インド、南アフリカ共和国、ブラジルなどの新興市場を対象に専用開発された戦略車種である。 また、本項では当車種のハッチバック版のエティオスリーバ (''Etios Liva'') についても記述する。 == 概要 == 『World First, India First』を合言葉にまずインド市場に投入し、その後ブラジルなどに展開を広げている車種である。 2010年1月、ニューデリーオートエクスポでセダン及びハッチバック型のコンセプトカーを公開。同年12月1日に予約を開始した。12月29日には、インド現地法人トヨタ・キルロスカ・モーター (TKM) のバンガロール第2工場でラインオフ式典を実施。 エティオスのセダンは排気量1,500ccのガソリン車で価格は49万6,000-68万6,500ルピーと、日本円で100万円前後。2011年6月にはハッチバックのエティオスリーバが追加された。リーバには新たに開発された排気量1,200ccのガソリンエンジンが搭載される〔トヨタ エティオス にハッチバック…インド生産能力を21万台へ 〕。部品の現地調達率を約70%から90%近くまで引き上げ、年産7万台を見込む〔トヨタ、「エティオス」をラインオフ(NNA.ASIA 2010年12月29日) 〕。 2012年4月、TKMはエティオスの南アフリカ共和国への輸出を開始した。5月、トヨタ・サウスアフリカ・モーターズ (TSAM) が販売を開始した。南アフリカ仕様車はセダン、ハッチバック両方ともラインナップし、エンジンは1,500ccガソリンのみとなる。価格は11万5,800~12万6,600ランドとなる。。 2012年8月9日、ブラジル・サンパウロ州に建設されたソロカーバ工場の開所式が行われ、同月中旬より同国向け「エティオス」ハッチバックおよびセダンの生産を開始。9月18日に発表が行われ、価格を2万9,990レアルからとして、9月28日から販売を開始した。 ブラジル仕様車はフレックス燃料車となり、1.3Lの1NR-FBEがハッチバックのみに、1.5Lの2NR-FBEがハッチバックとセダンの両者に搭載された。 2014年10月にマイナーチェンジを実施した。 File:Toyota Etios (5989331111).jpg|エティオス(前期型・リア) File:Toyota Etios Valco aka Etios Liva (rear).JPG|エティオスリーバ(前期型・リア) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トヨタ・エティオス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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