翻訳と辞書
Words near each other
・ トヨタ・クラウンハイブリッド
・ トヨタ・クラウンマジェスタ
・ トヨタ・クラウンロイヤル
・ トヨタ・クラシック
・ トヨタ・クルーガー
・ トヨタ・クルーガーハイブリッド
・ トヨタ・クレシダ
・ トヨタ・クレシーダ
・ トヨタ・クレスタ
・ トヨタ・グランドハイエース
トヨタ・グランビア
・ トヨタ・コルサ
・ トヨタ・コロナ
・ トヨタ・コロナEXiV
・ トヨタ・コロナエクシヴ
・ トヨタ・コロナクーペ
・ トヨタ・コロナプレミオ
・ トヨタ・コロナマークII
・ トヨタ・コロナライン
・ トヨタ・コロナ・プレミオ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

トヨタ・グランビア : ミニ英和和英辞書
トヨタ・グランビア[びあ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ラン : [らん]
 【名詞】 1. (1) run 2. (2) LAN (local area network) 3. (P), (n) (1) run/(2) LAN (local area network)
ビア : [びあ]
 【名詞】 1. beer 2. (n) beer

トヨタ・グランビア : ウィキペディア日本語版
トヨタ・グランビア[びあ]

グランビア(''Granvia'' )は、トヨタ自動車の3ナンバーサイズのワンボックス型ミニバンでトヨタオート店(現ネッツ店)で販売されていた。
== 歴史 ==
3ナンバー専用ボディーを持つ、トヨタのワンボックスカーでは初めてとなるフロントエンジン車であると同時に、当時のトヨタの最上級ミニバンであった。
広大な室内が特徴であったが、のちに発売される2代目ハイメディックと同様、欧州の新しい衝突安全基準を充たすためにセミキャブオーバー化されたハイエースの欧州仕様とデザイン・メカニズムの大部分を共用する。しかしFRベースであるため旧来のワンボックスよりも乗り心地が良く、こもり音なども少なくなり、トヨタのミニバンのフラッグシップとしての快適性を兼ね備えていた。また、この種のワンボックスとしては乗降をできるだけ楽に行なえるようにステップに工夫をこらしていた。しかし、FRとはいえ、エンジンはバルクヘッドにめり込むほど後部に設置されており、整備性はキャブオーバー並にすこぶる悪かった。その反面、エンジン搭載位置から、フロントミッドシップに近い状態の重量配分となり、このサイズのミニバンとしては、思いのほか操安性は良く、安心して運転できた(パワーが完全にシャシ性能に勝っていたエルグランドとは、この点も対照的である)。また、欧州型ハイエースとの共用部品が多いとはいえ、実質的にはほぼ専用設計のシャシ(後にレジアス等共用できるモデルも誕生したが)、オーバークオリティーのボディーワーク、凝ったサスペンションなどは、コスト増加を招き(後継車のアルファードは、この点エスティマと共用する事で、コスト削減に成功している)、少ない販売台数とあいまって、決して成功作とは言いがたかった。搭載エンジンは、2.7Lガソリン(3RZ-FE型)と3.0Lディーゼルターボ(1KZ-TE型)の2つが用意された。トランスミッションは全車4速AT
*1995年8月 - 発売。
*1996年8月 - 全車のフロントドアにUVカットガラスを採用し、前席にセンターテーブルを標準装備。そしてQに木目調パネルを、Gには助手席アームレストとスライドドアイージークローザーなどを標準化によって装備の充実が図られた。また、パッケージオプションとしてQに「エクセレントパッケージ」、Gに「ラグジュアリーパッケージ」の設定、特別仕様車としてG-Limited(後にパールマイカセレクション)が追加された。
*1997年 - グランビア(厳密には欧州仕様ハイエースロングボディ)をベースにした高規格救急車ハイメディックと同車ベースの2B型救急車が発売された。のちに発売される姉妹車であるグランドハイエースには欧州仕様ハイエースをベースとするロングボディ及びハイルーフが設定され、特装車扱いで主にキャンピングカービルダーや消防向けに発売されていた。
*4月 - グランビアとドアパネルなどを共用し、5ナンバー枠に収めたハイエース・レジアスが登場し、同年8月にグランビアもマイナーチェンジを実施した。マイナーチェンジでは新たに3.4L V型6気筒エンジン(5VZ-FE)を搭載するとともに、衝突安全ボディGOAの採用、フロントグリルやテールランプのデザイン変更し、国産ミニバン初の両側スライドドアが装備された。同時に、内装を充実させた「Q エクセレントセレクション」や本革シートを装備した「Q プレステージセレクション」追加など、豪華さを前面に押し出すようになる。また「G クルージングセレクション」や「G コンフォートセレクション」も追加された。しかし、2.7Lガソリン車はグレードが縮小されてGグレードのみとなった。
*1998年5月 - 従来設定されていた2.7Lガソリンエンジン(3RZ-FE型)を廃止し、ガソリンエンジンは3.4L V6のみとした。この時Gグレードにボディ同色のドアハンドル、マッドガード、スライドドアレールを採用した。また特別仕様車としてGエクステージを追加。
*1999年8月 - 日産・エルグランドのヒットという思わぬ展開に危機感を持ったトヨタはマイナーチェンジで姉妹車のレジアス共々、フロントマスクをけれん味のないものからエルグランドを強く意識した押し出しの強い顔立ちとし(写真の1枚目と2枚目を比較してもらえればわかりやすい)、アルミホイールやテールランプのデザインも大幅に変更された。そして上級のQグレードは全て両側スライドドアとなり、8人乗りが設定された。内装はインパネとシートのデザインを一新し、ステアリングホイールの形状変更やDVDナビゲーションを採用するなどして商品力を向上させて商用車風の雰囲気を完全に払拭した。また、3.4Lガソリンエンジンへの電子制御ATの採用、3.0Lディーゼルターボ車はインタークーラーの装着によって高出力化され、TRCの4WD車への設定を拡大した。このマイナーチェンジによって、グランビアと基本部分を共通としながら内外装をより豪華に仕立てたグランドハイエースと、レジアスをよりスポーティーな仕様としたツーリングハイエースを登場させた。
*2000年4月 - 特装車(TECS)であったG エアロスポーツバージョン、G クルージングセレクションエアロスポーツバージョンがカタログモデルに昇格すると同時に、上級グレード同様にデュアルスライドドアを採用したG デュアルスライドドアセレクションが追加された。
*2001年 - G クルージングセレクションをベースに特別装備を加えた特別仕様車G クルージングリミテッドが追加された。
*2002年5月 - 4車種ともに生産を終了。

ファイル:Fire-engine-command.jpg|指揮車
トヨタ・グランビア
(横浜市消防局〔撮影当時〕)

ファイル:MRO Radiocar.jpg|ラジオカー(前期型:北陸放送


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「トヨタ・グランビア」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.