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トヨタ・セラ
セラ(''Sera'' )は、トヨタ自動車が1990年に発売した1,500ccの3ドアクーペである。 == 概要 == 1987年に開催された第27回東京モーターショーに出展された「AXV-II」の市販化モデルである。同社の小型車スターレット(P70型)をベースにしているが、その特徴は上半分ほぼ全てがガラスで占められていること(グラスキャノピー・グラストップ)と、それを実現するために採用されたガルウィングドア(より正確にはバタフライドア)である。 ガルウイングドアといえば、メルセデス・ベンツ・300SLやランボルギーニ・カウンタック(より正確にはヒンジアップドア)に代表される超高級スポーツカーの専売特許であったが、一般レベルで日本で初めて採用したのがこのセラである。走行性能を求めるのではなく、あくまで雰囲気を楽しむというコンセプトの自動車であった。 生産はMR2、および、ラウム、MR-S、bB(初代後期最終型のみ)などの生産を行っていたトヨタ系列のセントラル自動車(現・トヨタ自動車東日本)が行っていた。同社はカルディナ、およびカリーナ、アレックスを含むカローラシリーズ(カローラランクス・カローラアクシオ〔カローラアクシオは2015年11月現在、トヨタ自動車東日本宮城大衡工場名義でシエンタ(2代目以降)とともに生産中。〕)などの一般大衆車だけでなく、(結果的に)少量生産となったパブリカコンバーチブルやWillシリーズ(WiLL Vi、WiLL VS・WiLL サイファ)なども生産していた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トヨタ・セラ」の詳細全文を読む
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