|
ダイナ(''DYNA'' )はトヨタ自動車が製造する小型、普通トラックである。 最大積載量は1t、2tのものだけでなく3tのものもあり、トヨタレンタリースなど、レンタカー業者のラインナップとして、2tのパネルバン、平ボディ、ダンプ、そして最大積載量3tの車載車があるが、2007年6月2日の免許制度改正により、ダイナの一部は新普通免許での運転が不可能になった。3t積みの中には車載車だけでなく、1t車並に短い平ボディも存在する。トヨタレンタリースで新普通免許ドライバーが利用できないのはダイナのT4クラスとなる。 == 歴史 == === 前史 (1956年 - 1959年) === ; RK52型 1956年5月、R型ガソリンエンジンを搭載した1 - 1.5トン積のピックアップトラックである、トヨペット・トラックRK23型(後のスタウト)のシャシを利用し、より荷台の長さを稼ぐことができるセミキャブオーバー型とした「トヨペット・ルートトラックRK52型」を発表。これがダイナのルーツとなる。 ; RK60〜80系 1957年1月、モデルチェンジでRK62型となる。この新しいルートトラックは、曲面一枚ガラスのフロントウインドシールドを持った新しいデザインのキャブをまとい、さらにR型エンジンを48HPから55HPへパワーアップし、ライバル達の攻勢に対抗した。簡素で実用一点張りのトヨエースに較べ、バタ臭く、高級感あふれるスタイリングは関東自動車工業の協力によるもので、生産も関東自工が担当した。 1958年4月、2トン積みのRK70型を発表。R型エンジンは55HPから58HPとなり、4速マニュアルトランスミッションも2 - 4速がシンクロメッシュとなった。 同年7月、法改正により小型車の規格が変わったことにより、ホイールベースを2,530mmから小型の上限である2,750mmとした長尺のRK75型を発表した。 1959年4月、国産車では初となる「ティルティング・キャブ(チルトキャブ)」を採用したRK85型を発表、さらに変速レバーをフロアからコラムシフトに変更し、3人乗りを実現した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トヨタ・ダイナ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|