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トライデント(Trident)は、複数個別誘導再突入体付き潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)。アメリカ海軍では艦隊弾道ミサイル(FBM: Fleet Balistic Missile)と呼ばれ、核弾頭を装備し、原子力推進弾道ミサイル潜水艦から発射される。トライデントはアメリカ海軍で現役の14隻のオハイオ級原子力潜水艦にアメリカ製核弾頭付きで、イギリス海軍では4隻のヴァンガード級原子力潜水艦にイギリス製の核弾頭付きで搭載されている。このミサイルの当初の一次契約者かつ開発者はロッキード・マーティン・スペース・システムズ社である。 == 開発 == トライデント I(トライデントC4)は1979年に配備され、1990年代から2000年代の最初の10年にかけて姿を消した。トライデント Iの目的はポセイドン C3と同等の性能を達成し、潜水艦の生存性を向上するために射程を延長することだった。トライデント II(トライデントD5)の目的は精度を向上させることで、最初に1990年に配備され、2027年まで30年の潜水艦の寿命に合わせて稼動するよう計画された。 ポラリス売却協定(1963年、1982年にトライデント売却のため修正)のもとで、トライデントはイギリスにも供給された。イギリス首相マーガレット・サッチャーは1980年7月10日、アメリカ大統領ジミー・カーターに対し、トライデント I ミサイルの供給を認可するよう要請する書簡を送った。しかしながら、1982年、サッチャーはアメリカ大統領ロナルド・レーガンに対して、アメリカ海軍が導入を推進していたトライデント II システムを英国が入手できるよう要請し、1982年3月に合意に達した〔Reagan letter to Thatcher 〕。この合意の下、英国は研究開発に5パーセントの負担を負った。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トライデント (ミサイル)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Trident (missile) 」があります。 スポンサード リンク
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