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トライルール : ミニ英和和英辞書
トライルール[とらい]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

トライ : [とらい]
 【名詞】 1. try 2. (n) try
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

トライルール ( リダイレクト:入玉#トライルール ) : ウィキペディア日本語版
入玉[にゅうぎょく]

入玉(にゅうぎょく)とは、将棋で一方の玉将(玉)または王将(王)が敵陣(相手側の3段以内、自分の駒が成れるところ)に入ることを言う。
== 概説 ==
将棋の駒は、玉将・飛車(竜王)・角行(竜馬)以外のほとんどの駒は前方には強いが後方には弱い上、敵陣内では歩兵・香車などを容易に成らせることができるため、相手の玉将が入玉し、後方に陣取られてしまうと、詰めるのが非常に困難になる。このため、両者の玉将が入玉したときは、両者の合意によって対局を中断して点数計算を行う。
点数計算は、自分の盤上の駒と持ち駒を、
* 大駒(飛車・角行)を5
* 玉将を0
* 小駒金将銀将桂馬香車歩兵)を1
として合計する(駒落ち将棋の場合は、落とした駒が上手にあると仮定して計算する〔たとえば六枚落ちの場合は、落とした飛車(5点)・角行(5点)・桂馬(1点)2枚・香車(1点)2枚の計14点を上手に加える。〕。また駒落ち将棋の場合、相入玉した場合は無条件で上手の勝ちとするルールもある)。この方法で点数を計算し、24点に満たないほうを負けとし〔プロの場合、この規定により勝敗が決まることはまれで、通常は点数が足りない側が投了することでゲーム終了となる。〕、両者とも24点以上の場合は引き分けになる。この引き分けを持将棋(じしょうぎ)と言う。
公式戦では、通常は先手後手を入れ替えて指し直す。ただし、タイトル戦の番勝負においては、独立した1局と数えるため(千日手の場合は、千日手局と指し直し局を合わせて1局と数える)、即日指し直しは行われない。その代わり番勝負の本来の局数を超え、例えば七番勝負で第8局に突入する可能性があり、実際に2015年度の女流王座戦では、第3局が持将棋となった関係で五番勝負が第6局に突入している。
千日手と比べると持将棋の頻度は少なく、タイトル戦での持将棋は2014年まで過去11例のみ〔将棋:王位戦第3局は持将棋に 1勝1敗1分け - 毎日新聞・2014年8月7日〕。直近では1992年度後期の棋聖戦第2局(谷川浩司棋聖対郷田真隆五段)のあと、2014年の王位戦第3局(羽生善治王位対木村一基八段)まで約22年間も間隔が空いている。
アマチュアの場合は、時間短縮の目的で引き分けを極力なくすため、27点法を採用することがある(駒の損得が全くない場合、先手・後手とも27点になる)。得点計算は同じであるが、27点未満の方を負けとし、同点の場合を後手の勝ちとする場合が多い。また、宣言法を取り入れることもある。
公式なルールではないが、一部の将棋クラブではトライルールを採用するところもある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「入玉」の詳細全文を読む




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