翻訳と辞書 |
トラザメ
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。
トラザメ
トラザメ はトラザメ科に属するサメの一種。北西太平洋の岩礁域に分布する普通種である。底生で、水深320mまで生息する。最大でも50cm。体は細く、吻は丸い。皮膚は粗く、体色は褐色で鞍状の模様がある。雄のクラスパーには無数の鈎状構造がある。鼻孔と口の間に溝はなく、口角の溝は上顎には伸びない。 餌は軟体動物など。卵生で、雌は卵鞘に包まれた卵を一度に2個産む。卵は四隅の巻きひげで海藻などに絡みついて固定される。人には無害で、飼育しやすいためモデル生物とされることもある。IUCNは保全状況を軽度懸念としている。 == 分類 == 1908年の東京大學理學部紀要において、田中茂穂によって''Catulus'' 属の一種として記載された。種小名 ''torazame'' は和名に由来する。タイプ標本は三崎町 (神奈川県)で捕獲された45cmの成体雄である〔。その後、''Catulus'' 属は''Scyliorhinus'' 属のシノニムとされた〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トラザメ」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|