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トラシュメーデース()は、ギリシア神話の人物。長母音を省略してトラシュメデスとも表記される。 *ネストールの子(以下に説明)。 *ペーネロペーの求婚者の一人。ドゥーリキオン出身〔アポロドーロス、摘要(E)7・27。〕。 ---- トラシュメーデース()は、ギリシア神話の人物である。ピュロス王ネストールの子で、ペルセウス、ストラティコス、アレートス、エケプローン、アンティロコス、ペイシストラトス、ペイシディケー、ポリュカステーと兄弟〔『オデュッセイア』3巻。アポロドーロス、1巻9・9。〕。シロスの父、アルクマイオーンの祖父で、アテーナイのアルクマイオニダイの祖〔パウサニアス、2巻18・8、18・9。〕。 トラシュメーデースはネストールやアンティロコスとともにトロイア戦争に参加した。ピュロスの軍勢15隻を率いたともいわれる〔ヒュギーヌス、97。〕。トラシュメーデースはキマイラを育てたというアミソーダロスの子マリスを倒した。またパトロクロスがアキレウスの鎧をまとって戦っている間、ネストールの指示でアンティロコスとともに前線から離れたところで味方に気を配りながら戦った。そしてアンティロコスがパトロクロスの死をアキレウスに知らせに行ったとき、彼がピュロス勢を指揮した〔『イーリアス』16巻、17巻。〕。 後にアンティロコスがメムノーンに討たれたとき、トラシュメーデースはメムノーンを討とうとして果たせなかった。しかしアカマースを攻撃して戦場から退かせ〔クイントゥス、2巻、6巻。〕、また木馬作戦に参加した〔クイントゥス、12巻。トリピオドーロス。〕。 戦後、トラシュメーデースはネストールとともに無事にピュロスに帰り、テーレマコスにも会った〔『オデュッセイア』3巻。〕。 == 脚注 == 〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トラシュメーデース」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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