翻訳と辞書
Words near each other
・ トラック環礁
・ トラック競技
・ トラック記録密度
・ トラック諸島
・ トラック輸送振興議員連盟
・ トラック運転手
・ トラック野郎
・ トラック野郎 御意見無用
・ トラック野郎!B・J
・ トラック野郎・一番星北へ帰る
トラック野郎・天下御免
・ トラック野郎・度胸一番星
・ トラック野郎・御意見無用
・ トラック野郎・故郷特急便
・ トラック野郎・望郷一番星
・ トラック野郎・熱風5000キロ
・ トラック野郎・爆走一番星
・ トラック野郎・男一匹桃次郎
・ トラック野郎・突撃一番星
・ トラッシュ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

トラック野郎・天下御免 : ミニ英和和英辞書
トラック野郎・天下御免[とらっくやろう てんかごめん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [の]
 【名詞】 1. field 
野郎 : [やろう]
 【名詞】 1. rascal 
: [てん]
 【名詞】 1. heaven 2. sky 
天下 : [てんか]
 【名詞】 1. the world 2. whole country 3. descent from heaven 4. having one's own way 5. the public 6. the ruling power 
天下御免 : [てんかごめん]
 【名詞】 1. licensed 2. chartered 3. officially allowed
: [した, もと]
 (adv) under (esp. influence or guidance)
下御 : [げぎょ]
 (n,vs) (pol) dismounting
: [ご, お, おん, み]
  1. (pref) honourable 2. honorable 
御免 : [ごめん]
  1. (int,n) (uk) your pardon 2. declining (something) 3. dismissal 4. permission 
: [めん]
 (n) dismissal

トラック野郎・天下御免 : ウィキペディア日本語版
トラック野郎・天下御免[とらっくやろう てんかごめん]

トラック野郎・天下御免』(トラックやろう・てんかごめん)は、1976年(昭和51年)12月25日公開の日本映画菅原文太主演、東映製作・配給による「トラック野郎シリーズ」第4弾。
12億8200万円の配給収入を記録、1977年(昭和52年)の邦画配給収入ランキングの第4位となった。
== ストーリー ==
とある橋の開通式で、チョビ髭の代議士(金子信雄)をからかった星桃次郎(菅原文太)の一番星号と、松下金造(愛川欽也)のジョナサン号。彼らの目的地は愛媛県宇和島市である。
四国に渡った桃次郎は、コンクリートミキサー車「姫だるま」と悶着を起こし、ミキサー車軍団による追跡を受ける。運転している須田雅美(マッハ文朱)との乱闘は、キスで不意をついたものの、雅美の反撃でノックアウトされてしまう。
気を取り直して先を急ぐ桃次郎の前に、大塚いく子(鶴間エリ)と南リカ〔浪漫、p.47〕という女子大生二人が現れる。ヒッチハイカーの彼女たちを乗せて進む一番星号。途中、便意をもよおした桃次郎と大塚いく子は、公衆トイレに駆け込む。排便後に性交する約束で駆け込んだが、そこで巡礼姿の我妻和歌子(由美かおる)に遭遇。またも一目ぼれを起こした桃次郎は、便意や約束も忘れて取り繕う。
一方のジョナサンは、四国八十八ヶ所の巡礼をする母子を同乗させる。娘は我妻和歌子だった。和歌子に恋心を寄せるジョナサンは「独身」、「妻とは死別した」などといってしまう。
帰路、岡山県倉敷市にあるドライブイン「かざぐるま」で、ジョナサンは店主の亀頭黒光(鳳啓助)・姫代(京唄子)夫婦から相談を受ける。亀頭夫妻は実子がいないため、松下家の3女・サヤ子(吉田利香)を養女に貰い受けたい、と言うのだ。反対したジョナサンだったが、川崎に帰ると、サヤ子が出遅れて土産を貰い損ねてしまう様を見て、考えを改める。妻の君江(春川ますみ)は電話で相談してきた夫妻の意思に同意、ジョナサンにも養子縁組を勧めた。その後、亀頭夫婦は川崎を訪れ、サヨ子を養女として引き取っていった。
「かざぐるま」で寛ぐ桃次郎の前に、コリーダこと須田勘太(杉浦直樹)が現れ、メイン行灯(あんどん)をかけたワッパ(運転)勝負を挑んできた。腕前は拮抗していたが、一番星号の前に坂口千津(松原智恵子)が飛び出してくる。間一髪、接触事故は避けたものの、千津は妊婦であり、しかも産気づいていた。慌てて産婆を探す桃次郎。探し当てた老婆(浦辺粂子)の助けで元気な赤ん坊が産まれる。女の子だったため、千津は桃子と名づけた。しかし勝負に負けた一番星号は、メインの行灯を取られてしまう。
「元は夫婦で運送業をしており、運転もしていた」という千津は、「かざぐるま」でウエイトレスとして働き始める。前後して我妻和歌子も「かざぐるま」でウエイトレスとなっていた。美大出身の彼女は、倉敷の伝統織物「花筵」に興味を持っており、ジョナサンに「かざぐるま」を勧められたのだった。
その頃、ジョナサンは妻の勧めで運送会社に勤めるようになっていた。ある日、彼はボロ松(沢竜二)と呼ばれる運転手と知り合う。彼が坂口松男であり、千津の夫とは知らずに。そしてジョナサンと和歌子の写真が松下家に波紋を投げかけ、君江と子供たちは家出してしまう。訪れた桃次郎にも八つ当たりしてしまうジョナサン。
桃次郎は、サヤ子にラブレターを託し、和歌子に気持ちを伝えようとするが、黒田夫婦の誤解から千津に手紙が渡ってしまう。当惑しながらも桃次郎に惹かれる千津。気持ちを上手く伝えられない千津は、ラジオ番組『いすゞ歌うヘッドライト』に手紙を出す。トラック乗り御用達のこの番組なら、桃次郎も聞いていると思ったからである。DJ岡村美鈴が読み上げる内容を聞いた桃次郎は、ウエイトレスという職業から和歌子の手紙と勘違いしてしまう。
メイン行灯を取り戻そうと、桃次郎はコリーダに再勝負を申し込む。コリーダは正装した雅美を伴っており、「妹だ」と紹介、「のし(妹)をつけて行灯は返す」という。この前の一件で、雅美は桃次郎に恋をしていたのだ。さらに、雅美は和歌子の高校時代のバレー部の後輩であり、再会を喜んでいた。コリーダ自身は「和歌子に結婚を申し込むつもり」という。勝手な成り行きに桃次郎が怒ったため、両者は激突。勝負は松山みかん工場にまでなだれ込む。海岸に移動したところで、雅美が流し込んだ生コンクリートで勝負は中断。コリーダは、桃次郎の主張を認め、のしを付けずに行灯を返した。
トラック仲間の計らいで、「かざぐるま」にいるジョナサンの元に君江と子供たちが駆けつける。ジョナサンが重傷、と騙されて訪れたのだが、おかげで松下家は和解する。そしていつもの「子どもの点呼」で、サヤ子不在の大きさを知る。姫代が懐妊したこともあり、サヤ子も戻って松下家は元通りとなった。
しかし、桃次郎の手紙が千津に渡っていたことが露見。桃次郎と千津は動揺する。
桃次郎はあくまで和歌子との恋を成就させようとしていたが、和歌子の母が倒れたことを知る。和歌子の母は、夫亡き後一人でみかん山を切り盛りしていたが、300万円の借金を背負ってしまった、というのだ。和歌子は叔父の北原(殿山泰司)から聞かされ、悲嘆にくれる。
コリーダの助言で、宇和島の闘牛に賭ける桃次郎。運命はコリーダの持つ牛に微笑み、桃次郎は見事300万円を手にする。だが、和歌子は先輩の伊沢正和(誠直也)と心引かれ合う仲になっていた。それを知り、身を引く桃次郎。
傷心の桃次郎が燻る「かざぐるま」に、ジョナサンから電話が入る。「千津の夫・松男が見つかった」というのだ。しかし、鳥取境港から京都に荷を運送する最中、事故に逢い負傷、入院しているという。ジョナサンは、「松男を助けるために、20トンの荷を運んでくれ」と頼んでくる。桃次郎は、千津を説得し、京都行きを承諾させる。桃次郎は岡山から境港にトラックを飛ばす。そして荷を受け取り、京都へ。途中、千津がハンドルを握る局面もあったが、荷物と妻子を時間までに何とか送り届けるのだった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「トラック野郎・天下御免」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.