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ウォーカーマシン (Walker Machine) とは、テレビアニメ及びアニメーション映画『戦闘メカ ザブングル』に登場する、架空の作業用・戦闘用ロボットの総称である。 == 概要 == ウォーカーマシンが登場する舞台は「年代不詳のはるか未来の地球(惑星ゾラ)」であり、その作品世界における支配階級であるイノセントから大衆層であるシビリアンに供与・売却される二足歩行型作業機械が「ウォーカーマシン」である。 惑星ゾラでは「ウォーカーマシン」が土木作業機械や移動手段、ときには兵器として活躍しており、ハイテクを駆使したロボット兵器とは異なる、シビリアンの生活に密着した自動車のような存在として表現されるものだった。本来これらの機械が二足歩行を採用しているのはイノセントたちによる「再び惑星ゾラの大地を二本の脚で力強く踏みしめる」という願いからであり、人類再生の象徴であったという。 しかし劇中では(主に作画の都合で)「ジェットホバーノズルを併用したジャンプで移動する」、「スキーを履き、雪上を直立したまま滑走する」、「ホバーで低空飛行する」などのシーンが目立ち、名に反して「意外に歩かないマシン」でもあった。 ウォーカーマシンの特徴として、 * ロボットの動力源は「ガソリンエンジン」で例えばウォーカー・ギャリアは、16気筒と設定されている〔ただし、一部の公式資料では現在我々が使用する内燃機関としてのガソリンエンジンと全く同様のテクノロジーであるか否かの明言は避けられている。なお、本作の登場キャラやメカニックがスピンオフ参戦したPS用ゲーム『スーパーロボット大戦α外伝』には、このガソリンエンジンに関する設定から派生した「高性能ガソリンエンジン」なるアイテムが登場。ウォーカーマシンだけでなく他のロボットなどに「強化パーツ」として装着することで、性能をアップできた。これを受け、昨今ではウォーカーマシンのエンジンの名称を「高性能ガソリンエンジン」と表記する場合もあるが、公式の設定というわけではない。〕。 * 操縦方法は「ステアリング」「レバー」と「クラッチ、アクセル、ブレーキ」〔飛行型のドランタイプのみは、実在の航空機と同じ操縦桿的なもので動かす。〕を用いた自動車や作業重機を思わせるもので、作中では「コンピュータ・コア」と呼ばれるパーツが制御装置として扱われている〔機種に関係なく利用できるようで、サンドラットが破壊したマシンから取り外して売り払っていた。〕。また一部機体を除いて膝関節が鳥脚になっているのも特徴である。これらウォーカーマシンはそのほとんどが土木作業機械的なイメージを持つものであるが、際立った例外として合体変形機構を持ち、しかも最も人型に近いザブングル・タイプがある。 *武装は意外に貧弱で、機体に固定装備の機関砲が主流。あとはミサイル(というより単なる無誘導のロケット弾)ランチャーを後付けで増設する程度で、それ以上の重火器や手持ち火器を持つ機体はごく一部(そもそも人間型の「手」のついた機体自体が稀)。また飛び道具ではない白兵戦装備は登場しなかった。 *防御力もこの程度の火器で易々と撃破できるほど脆弱だが、パイロットの生存性は(シビリアンの屈強さとギャグタッチの作品内容もあって)意外に高い。 *操縦席は例外なく、外が見える直接視認型。特に小型WMでは屋根もないオープントップ(露天式)が主。このため操縦席に「キュサ81mmロケットランチャー」などの携帯火器を持ち込んで、貧弱な火力を強化する例も多く見られた。 *長時間運転用に自動歩行モードが標準装備されており、ティンプのガバメントのように無線による外部からの遠隔操作が可能な機種も存在する。 *水上用に「ホバーボード」(WMサイズのホバー付きサーフィンボード)や、雪中用の「スキー」「かんじき」と言った移動オプションが用意されており、これらを装備することである程度までなら、歩行移動に向かない地形にも対応可能。 なお、主人公の乗り込む母艦がロボットに変形したり、全く同型の主役機が2機同時に存在したり、一作品の中で主人公が最初に乗っていた主役機から全く新しい主役機に乗り換えた最初のアニメでもある〔特撮作品でも1973年の『ジャンボーグA』では、途中からジャンボーグ9が登場するが、こちらはそれまでの主役機のAと必要に応じて使い分けるという違いがある。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ウォーカーマシン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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