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トラバーチン : ミニ英和和英辞書
トラバーチン[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

トラバーチン : ウィキペディア日本語版
トラバーチン[ちょうおん]

トラバーチン()は、温泉鉱泉、あるいは地下水中より生じた石灰質化学沈殿岩で、緻密、多孔質、縞状など、多様な構造をもつ。温泉沈殿物や鍾乳洞内の鍾乳石類、あるいは石灰分の多い河川沈殿物など。とくに多孔質で、軟弱なものをトゥファ()と呼ぶ。これらの総称として石灰華()が用いられる。緻密で、研磨して美しい光沢や色合い、模様を有するものを、装飾石材名としてオニックス マーブル()とかケイブ オニックス()という〔新版地学辞典, 1970. 古今書院〕 〔地形学辞典, 1981. 二宮書店〕 〔新版地学事典, 1996. 平凡社〕。
ローマ近郊地方のラテン語名に由来し、イタリア語で(フランス語で)と呼ぶ。本項では温泉生成物について主に記述する。
== 特徴 ==
熱水泉で形成されるトラバーチンは、二酸化ケイ素から形成される珪華と関連付けて語られることが多い。大型水生植物、コケ類、藻類、藍藻などの有機体はトラバーチンの表面にコロニーを作ることが多く、それによってトラバーチンは特徴的な多孔質となる。
熱水泉によっては、温度が高すぎて大型水生植物やコケ類が成長できず、多孔質でない岩石となる。そのような環境では好熱水性の微生物が重要であり、ストロマトライトのような構造になるのが一般的である。
鍾乳石石筍などの洞窟内にできるトラバーチンでは、形成に生物活動の関与がない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「トラバーチン」の詳細全文を読む




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