|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ラン : [らん] 【名詞】 1. (1) run 2. (2) LAN (local area network) 3. (P), (n) (1) run/(2) LAN (local area network) ・ ランス : [らんす] 【名詞】 1. lance 2. (n) lance ・ 航空 : [こうくう] 【名詞】 1. aviation 2. flying ・ 空 : [そら] 【名詞】 1. sky 2. the heavens ・ 便 : [べん, よすが] 【名詞】 1. way 2. means ・ 墜落 : [ついらく] 1. (n,vs) falling 2. crashing ・ 墜落事故 : [ついらくじこ] (n) a plane crash ・ 落 : [おち] 【名詞】 1. joke punch line ・ 事 : [こと] 【名詞】 1. thing 2. matter 3. fact 4. circumstances 5. business 6. reason 7. experience ・ 事故 : [じこ] 【名詞】 1. accident 2. incident 3. trouble 4. circumstances 5. reasons ・ 故 : [ゆえ] 1. (n-adv,n) reason 2. cause 3. circumstances
トランスアジア航空235便墜落事故(トランスアジアこうくう235びんついらくじこ)とは、2015年2月4日10時56分(台湾標準時、日本標準時11時56分)に台湾北部の台北松山空港発、金門島の金門空港行きのトランスアジア航空(復興航空)235便(GE235便)のエンジンが離陸直後に故障したことが原因で、台北市南港区と新北市汐止区の境界をなす基隆河〔Google Mapによる現場付近のストリートビュー Google〕の水上に墜落した事故。 2月12日時点の報道によれば乗客53名、乗員5名のうち、生存者15名、43名の死亡が確認された(救助作業、搭乗者の国籍、の項を参照)。またこの事故で高速道路、環東大道〔CB1300SF Gopro 環東大道 「機翼摩擦」環東大道封閉 Youtube〕を通行中のタクシー一台が左翼と接触し大破したが乗員2名は軽傷で済み、病院へ搬送された〔ドライブレコーダー映像 Youtube〕。 == 事故経過 == トランスアジア航空235便は、2015年2月4日10時51分13秒(台湾標準時)、乗客53名、乗員5名を乗せて離陸し、10時52分38秒に第2エンジン〔いよいよ航空機のメイン・エンジンのスタート 飛行機・航空機・旅客機・空港の素朴な疑問に答えるサイト ''エンジンには左から右への順で、No.1からNo.4まで番号が振ってあり''〕がフレームアウト手順に入っていることを示す画面表示とともに、主警報装置〔主警報装置(master warning/caution system) 航空実用事典〕が鳴り響いた。10時53分4秒に第1エンジンのスロットルがアイドリング位置まで徐々に引かれ、同:24には第1エンジンのスロットル位置は燃料供給停止位置まで達し実際に第1エンジンは停止したことを、レコーダーに記録されたデータは示している。10時53分12秒から同:18までの間に幾度か失速警告音が鳴っており、同:34に機長は無線を通じて緊急事態を宣言し「エンジンがフレームアウト状態だ」と告げた。10時54分9秒頃に何度か、乗員は「エンジン再起動」を連呼している。同:20に第1エンジンが再起動したことを、レコーダーに記録されたデータは示している。同:34に主警報が鳴り響き、その0.4秒後にボイスレコーダーは正体不明の音を記録し、同:36にフライトレコーダー、ボイスレコーダーともに停止している。台湾の専門家は「なぜ正規手順ではなく正常な第1エンジンの停止操作を行ったのか(第2エンジンがフレームアウトしているのに正常な第1エンジンを再起動したこと)」「エンジン再起動までにかける時間がすこし長いようだ」と疑問を投げかけている〔 2015年2月7日閲覧〕。 実際には基隆河に沿うように蛇行を繰り返し〔飛行経路 B-22816 Flightradar24〕、都市部上空を通過直後に機体を左傾させて基隆河へ突っ込んで墜落した。機体制御が困難となる中で、機長は都市部への墜落を避けようと川沿いを飛行しながら水面への不時着を試みた可能性が報じられている(後述)〔 ''(離陸2分後)事故機「メーデー、メーデー!(緊急事態の意味) エンジン故障です」管制官「トランスアジア航空235便、もう一度話してください。こちらは台北管制塔。周波数119.7から連絡です」''〕〔News Releases 2015 2/6 TransAsia Airways Flight GE 235 Occurrence 飛航安全調查委員会〕。また、Flightradar24は、空港へ引き返そうとしたのではないかと述べた〔。 墜落直前の旋回動作により事故機の左翼端が、沿岸の高速道路である環東大道を走行中のタクシー(フォルクスワーゲン・キャディ)のボンネット付近を直撃、そのまま水平尾翼とともに道路の側壁に激突し、タクシーの車体前方とルーフ、事故機の左翼、左尾翼が大破した。幸いにタクシーに乗車していた運転手と乗客は軽症であったものの病院へ搬送され治療を受け、事故遭遇による精神的ショックへの治療も行われているという〔。なお、救助された常連客の一人は「いつもと違う異音がしていてパワー不足のように感じられた。機長は機体を立て直そうとしていた」と証言している〔。また、フォルクスワーゲンのすぐ後方を走行していた自動車のドライブレコーダーが事故の瞬間を撮影しており、その映像がYouTubeや各国の報道番組などで公開された〔。 墜落現場周辺は首都の都心エリアということもあって人口密集地であり、基隆河以外に墜落した場合はさらなる大惨事になった可能性もあり、台湾では事故の原因がパイロットの人為的ミスと明らかになるまでは、困難な状況下で大惨事を回避したとして機長を英雄と讃える報道が多くなされていた〔最後10秒仍努力拉 感謝「機長救了台北」(「最後の10秒、その努力に感謝。機長は台北を救った」) 蘋果日報 〕〔 自由時報 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トランスアジア航空235便墜落事故」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|