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トリシティ (''Tricity'') は、日本のオートバイメーカーであるヤマハ発動機(ヤマハ)が製造販売しているスクータータイプのトライクである。 前輪が二輪・後輪が一輪の構造をしており、日本の道路交通法では内閣総理大臣が指定する三輪の自動車の要件に該当することから特定普通自動二輪車に分類され、三輪の自動車ではなく二輪の自動車として扱われる。 == 概要 == ヤマハは新コミューター市場の創造を目指す「ニュースタンダード シティコミューター」のコンセプトを基にLMW(リーニング・マルチ・ホイール)と呼ばれる二輪のように傾斜して曲がるといった三輪以上の車両の開発に着手した。その第一弾として2014年3月にトリシティを発表し〔LMW(リーニング・マルチ・ホイール)第1弾「TRICITY」タイ市場で新発売 − ヤマハ発動機2014年3月25日〕、同年4月にタイの現地法人であるタイヤマハモーターによって製造販売が開始された。 日本ではトリシティ MW125として同年9月10日に発売された。法的にはトライクにおける特定二輪車〔道路交通法施行規則・第二条(備考)〕の扱いとなり、前二輪構造の三輪ではあるが『第二種原動機付自転車』として型式認定を受けているため、ナンバープレートは原付二種甲種(いわゆるピンクナンバー)となる。運転免許は製造元のヤマハ発動機によると排気量が124ccであることから普通自動二輪車(AT限定小型)または、大型自動二輪車のいずれかの免許が必要であると公表している〔広がるモビリティの世界 LMW(リーニング・マルチ・ホイール)の第1弾 「TRICITY MW125」日本仕様を新発売 フロント二輪※2参照〕。 2014年9月の販売開始から同年12月までの4か月で出荷台数が5,666台となり、125cc以下の二輪の2014年の年間出荷台数ではシグナスに次いで第4位となった〔絶好調ヤマハの原動力、3輪スクーター『トリシティ』が今なぜウケているのか - 週プレNEWS、2015年7月15日閲覧。〕。ボディーカラーは販売開始時は白・黒・赤の三色であったが、2015年12月15日よりマットブルー(青色)が追加され〔親しみやすさを印象づけるマットブルー登場 「TRICITY(トリシティ)MW125/ABS」に新色を追加 - ヤマハ発動機、2015年11月5日閲覧。〕〔ヤマハ トリシティ 、エレガント&スマートな新色を追加 - レスポンス、2015年11月5日閲覧。〕、2016年3月1日からはトップケース・ナックルバイザー等を標準装備した「快適セレクション」を販売する〔【ヤマハ】アクセサリー標準装備トリシティ「快適セレクション」発売 - bikebros、2016年2月27日閲覧。〕。 また、大阪モーターサイクルショー2016において販売予定車としてブルーコアエンジンを搭載した排気量155ccの「トリシティ155」が公開された〔【大阪モーターサイクルショー16】ヤマハブースに隠し球、 トリシティ155 を公開 - response、2016年4月6日閲覧。〕。販売予定日は未定である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヤマハ・トリシティ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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