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トリノアシ
トリノアシ ''Metacrinus rotundus'' Carpenter は、ウミユリの1種。日本近海では最も普通のウミユリであり、現生のウミユリでは比較的浅い海に生息するものである。 == 形態 == 細長い茎の先に多数の腕の付いた萼部がある、ユリに似た姿の動物〔以下、記載は主として岡田他(1965),p.12〕。生時は淡紅色を帯びるが、死後は淡黄色となる。茎は長さ30-50cmで、断面は丸みを帯びた五角形。11-12節おきに節関節となり、そこから上向きの巻枝が5本ずつ出る。巻枝は40-45節からなる。 腕は3-4回分枝して、約50本の腕となる。第1の腕に7-10節、第2の腕に12-15節、第3の腕に9節ある。分岐の次の3節目に不動関節がある。羽枝は第2輻板より先に生じ、最初は26節あるが先端の方では14-15節と短くなる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トリノアシ」の詳細全文を読む
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