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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
『トレマーズ』(''Tremors'') は、アメリカで制作されたパニック映画である。 1989年にロン・アンダーウッド監督の第一作が公開され、2004年までに3つの続編が製作されている。地中から獲物を襲う巨大な地底生物グラボイズに立ち向かう人々の姿が描かれる。 『トレマーズ』『トレマーズ3』ではネバダ州の砂漠の町・パーフェクション、『トレマーズ2』ではメキシコの油田を舞台にしている。『トレマーズ4』は『トレマーズ』の前日譚にあたり、後にパーフェクションとなる西部時代の町・リジェクションを舞台としている。『トレマーズ ブラッドライン』では南アフリカが舞台。 マイケル・グロスはシリーズ全作に出演している。 2005年には4作品を収録した「グラボイズBOX」(DVDに噛み付くグラボイドの特製ケース付き)が2000セット限定で販売された。 米国では『トレマーズ・ザ・シリーズ』というテレビシリーズ全13話が製作され、2003年に「サイファイチャンネル」にて放送された。これは『トレマーズ3』の続編にあたり、2010年3月に『Tremors: Complete Series』としてDVDが発売された。 == 登場する地底生物 == ; グラボイズ/グラボイド : 『トレマーズ』シリーズに共通して登場する、体長10m程もある、つやの無いナメクジのような形状の巨大地底生物。名づけ親はウォルター。 : 視覚器官が全く退化しており、地面に伝わる振動から獲物の位置を探知する。円錐形の頭部は、非常に硬い殻で覆われている。開くと4つに裂ける口の中には、それ自体にも口を持つ3本の細長い舌(触手)があり、獲物に噛み付く。体液は赤褐色で大変臭い。 : 体の表面に無数に生えた細い棘のような器官を使い、地中を猛スピードで進む。地上の音を聞き分け、獲物を判別すると、接近して地中に引きずり込み、丸呑みにする。引きずり込む力は非常に強力であり、人間が逃げ込んだ乗用車をそのまま地中に引きずりこむ程。反面、元来の知能は高くなく、『トレマーズ2』では爆薬を載せたラジコンを獲物と間違えて飲み込み、まんまと爆破された(1匹や2匹ではなく、かなりの数の個体)。しかし一方で高い学習能力も備えている他、執拗に獲物を付け狙う性質も持つ。 : グラボイズが3匹のシュリーカーを産み落とし、繁殖能力も備えるそれぞれのシュリーカーがアスブラスターへと変異し、それぞれのアスブラスターがグラボイズの卵を産むというサイクルで繁殖する。 : 正体については不明だったが、『トレマーズ2』において先カンブリア時代の地層から化石が発見されたため、その時代から生息していたと考えられる〔『トレマーズ』のメイキング映像の時点では、古代生物・宇宙生物・実験で誕生した生物などといったありきたりの正体にするよりは敢えて正体を設定しないというスタンスだった。〕。 : 『トレマーズ4』では幼体を含めて「土のドラゴン(ダートドラゴン)」と呼ばれる。 :『トレマーズ ブラッドライン』ではバートの手による駆除で北米以外では全滅したと思われていたが、独自の進化或いは突然変異した大型の種が南アフリカに生き残っていた。これらは北米のものより凶暴で、オドントテルメス属のシロアリと似た蟻酸で硬い岩石を溶かしながら地中を進む能力を備えるほか、触手を本体から分離して行動させることができる。未公開シーンでは水中を泳いで襲いかかる描写もある。作中でシュリーカーに当たる段階は確認されていない。 ; 幼体 : 『トレマーズ4』に登場。グラボイズに成長する前の、生まれたばかりと思われる個体。一言で言えば、小さくて短いグラボイズで、体長は1.2mほど。 : 地中を猛スピードで動き回る、地上の音を感知するという性質は既に完成されている。単体で獲物を引きずり込む力は無いためか集団で狩りをする。地中からものすごい速度で飛び出して獲物に食いつくと、獲物が地面に倒れた瞬間に残りの2匹も食いつき、一斉に地面にもぐりこむ。 : 開拓時代のパーフェクション(=リジェクション)に4匹出現した。 ; シュリーカー : 『トレマーズ2』及び『トレマーズ3』に登場するグラボイズの変態後の姿。 : 成熟した1匹のグラボイズの体を食い破って、3匹のシュリーカーが生まれる。頭部だけのグラボイズに鶏の足が生えたような姿をしていて、最初は大きさも鶏程度。これにも目はないが、聴覚器官もが退化しており、代わりに目のような熱センサー(蓋のような部分を開くと現れる)が頭部に出現する。周囲との温度差で獲物を判別し、鳴き声(正確には鳴く時に発する熱)で仲間を呼び、群れで獲物を襲う。熱を発していない物に対しては、舌を使って食べる事が可能かどうか確認する。 : 必要な量の食料を取った時点で繁殖(無性生殖)に移り、口から子供のシュリーカーを1匹産み落とす。シュリーカーから、元の姿であるグラボイズが生まれることはない。 ; アスブラスター : 『トレマーズ3』に登場するグラボイズの変態後の姿。名前の由来は後述の飛行方法からで、名付け親はジョディ。「ケツロケット」「肛門ブラスター」のような意味になる。 : シュリーカーが成熟すると脱皮してこれに変態する。グラボイズに似た頭部を持つ翼竜のような姿の飛行生物。シュリーカー同様に熱で獲物を探す。臀部から発火物質を分泌し、その爆発力でロケットのように飛び上がった後、カサゴ目などのヒレに似た羽で滑空する。グラボイズの卵を体内に保有している。満腹になると眠るという習性がある。 :『トレマーズ ブラッドライン』ではアフリカで独自の進化、或いは突然変異した北米のものとは異なる外観の種が登場する。これらは夜行性だが日中に活動することもできる。グラボイズの卵を守る行動を取る。現地では稲妻鳥という意味の「インプンドゥール」と呼ばれている。 ; エル・ブランコ : 『トレマーズ3』にて初登場となるグラボイズの変種個体で、電波を探知できる。体色が白いことから、「白い悪魔」とも呼ばれる。シュリーカーやアスブラスターへ変態する事はない。土地の開発を防ぐため、バートによって生かされ、保護動物として飼われる事になった。TVシリーズにも登場し、パーフェクション観光の目玉となっている。 ; ミックスマスター : TVシリーズに登場。アメリカ軍の開発した遺伝子兵器を様々な生物が摂取、怪物化したもの。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トレマーズ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Tremors (film) 」があります。 スポンサード リンク
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