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トレ・クロノール級(HMS Tre Kronor class Light Cruiser)とはスウェーデン海軍が最後に整備した軽巡洋艦の艦級である。 == 艦形について == 本級の設計はイタリアのアンサルド社の手による物で円筒形艦橋が特徴的であった。船体形状は艦首にクリッパー・バウを持った長船首楼型船体である。バルト海で運用するために殆ど傾斜の無い艦首甲板に15cm三連装砲塔が1基、その後ろの艦橋構造は5層構造の円筒と箱を交互に積み重ねたような形状の鐘楼型艦橋である。機関配置はボイラーとタービンを交互に配置する「シフト配置」を採用していたために、艦橋の後部に簡素な三角マストと後方に強く傾斜した煙突が「前部マスト→1番煙突→後部マスト→2番煙突」の順に立つ。煙突の左右の舷側甲板上にはボフォース4cm連装機関砲が並んだ。2番煙突の後ろに後部射撃方位盤があり、そこから甲板一段分下がって後部甲板上に15cm連装両用砲後ろ向きに背負い式で2基が配置され、2番主砲塔の左右に53.3cm三連装水上魚雷発射管が片舷1基ずつの計2基配置された。 本級は1950年代に近代化改装が行われ、対空火器の増備に伴って艦橋構造を一部開放式の箱型艦橋に改装され、頂上部に測距儀と対空指揮装置が搭載された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トレ・クロノール級軽巡洋艦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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