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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
トレーポレモス()は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してトレポレモスとも表記される。ヘーラクレースとピューラースの娘アステュオケー〔アポロドーロス、2巻7・6、7・8。〕、あるいはアミュントールの娘アステュダメイアの子〔ピンダロス『オリンピア祝勝歌』第7歌21~24。〕。妻はアルゴス人のポリュクソーで、1児がいた。〔パウサニアス、3巻・19・9、19・10。〕。 ロドス島の王で、ヘレネーの求婚者の1人〔ヒュギーヌス、81。〕、トロイア戦争におけるギリシア軍の武将の1人。 == 神話 == ミュケーナイ王エウリュステウスの死後、ヘーラクレイダイはペロポネーソス半島に帰還したが、神意より早い時期だったのでペロポネーソス全域が疫病に襲われた。そこでヘーラクレイダイはマラトーンに退くことになったが、その退去前にトレーポレモスはオリーブの杖で奴隷を打ち、止めようとしたリキュムニオスを打ち殺してしまった。このためトレーポレモスは他のヘーラクレイダイから命を狙われ、神託にしたがって多くの人民を率いてロドス島に移り、人民を3つの部族に分けて住まわせた。ゼウスは彼に天から富を雨のように降らせて恩寵を与えた〔『イーリアス』2巻、ピンダロス『オリンピア祝勝歌』第7歌、アポロドーロス、2巻8・2など。〕。 トロイア戦争ではロドス島の軍勢9隻を率いて参加した。しかしリュキアの武将サルペードーンと戦って槍を投げ合い、トレーポレモスの槍はサルペードーンの太股に刺さって深手を負わせたが、サルペードーンの槍はトレーポレモスの首に刺さって殺した〔『イーリアス』2巻、5巻。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トレーポレモス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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