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トロポニンC()とはトロポニン複合体の構成要素の1つ。トロポニンCは鉄アレイ状の構造をしており、N lobeとC lobeそれぞれにEFハンド構造を形成する2つの潜在的なカルシウム結合部位を持つ。N lobeにはCa2+を特異的に結合する調節的カルシウム結合部位があり、カルシウム濃度依存的にトロポニンIのC末端側領域と結合し筋収縮を調節する。一方、C lobeにはCa2+とMg2+を結合する構造的カルシウム結合部位があり、カルシウム濃度に関係なくトロポニンIのN末端領域に結合している。遅筋と心筋には、N lobeの調節的カルシウム結合部位の1つがカルシウム結合能を持たない同じアイソフォームが発現している。 組織特異的アイソフォーム * Slow skeletal/cardiac troponin C, TNNC1 (3p21.3-p14.3, ) * Fast skeletal troponin C, TNNC2 (20q12-q13.11, ) ==関連項目== * カルシウム結合タンパク質(:en:Calcium-binding protein) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トロポニンC」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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