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トロワリビエールの戦い()は、アメリカ独立戦争初期の大陸軍によるカナダ侵攻作戦中1776年6月8日にケベック市の上流、トロワリビエール(フランス語で3本の川を意味する)近くで起こった戦闘である。ケベック植民地総督ガイ・カールトンの指揮するイギリス軍が、セントローレンス川を遡って進軍する過程で、これを阻止しようとしたウィリアム・トンプソン准将が指揮する大陸軍を破った。 大陸軍がセントローレンス川を渡るところをケベック植民地の民兵が目撃し、トロワリビエールにいたイギリス軍に警告した。土地の農夫が大陸軍を湿地に誘導したことで、イギリス軍は援軍を上陸させて、大陸軍の背後に陣地を構築することができた。整ったイギリス軍の前線と湿地から現れた大陸軍の間に短時間の交戦が行われた後、大陸軍は算を乱した退却に移った。退却路の幾つかが遮断されていたので、トンプソン将軍とその参謀を始め、多くの者がイギリス軍の捕虜になった。 アメリカ独立戦争の中でこれはケベック植民地で戦われた最後の戦闘になった。この敗北後残った大陸軍はジョン・サリバン将軍の指揮下にまずセントジョンズ砦に、続いてタイコンデロガ砦にまで後退した。 == 背景 == 1775年9月からカナダに侵攻した大陸軍は、1775年の大晦日に行われたケベックの戦いで大きな敗北を喫した。その後ベネディクト・アーノルドが指揮する残り部隊は1776年5月までケベック市を包囲した〔Stanley, pp. 37–104〕。 5月6日早朝、イギリス海軍の艦船がケベック港に入った。これらの艦船に乗ってきた部隊は即座に市内に派遣され、それから間もなくガイ・カールトンは部隊を組み上げて大陸軍が宿営している場所に送り出した〔Stanley, p. 108〕。この時大陸軍を指揮していたジョン・トーマスは既に退却の準備をさせているところだったが、イギリス軍が到着したことで部隊は恐慌に陥った。大陸軍は秩序無い退却を始め、5月18日頃にやっとソレルに辿り着いた〔Stanley, p. 126〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トロワリビエールの戦い」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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