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トングェ族[-ぞく]
トングェ族(-ぞく)は、東部アフリカのタンザニア、タンガニーカ湖東南部に住む人々である。 == 居住地 == タンザニアのタンガニーカ湖東岸にあるキゴマの南部およそ20000km²にわたって住んでいる。あたりはアフリカでも珍しいほど人口密度の低いところで、10km²あたり7人ほどしか住んでいない。 海抜およそ770m(タンガニーカ湖の湖面は768m)から2000mまでの高地ゆえに、冷涼な土地柄となっている。主にマメ科の広葉落木「ミオンボ(スワヒリ語)」が生えている。高さは高くても20m、木の間隔は3~5m程度で、森ほどの量ではない。 この地の年間降雨量は750mmから1000mm程度である。平均気温は23度で、これは1年を通じてほとんど変化がない。雨期と乾期に分かれており、雨期ではスコールのような雨が降る。 熱帯多雨林から離れて湿潤サバンナになると、焼畑による整地方法はより集約的になり、作物の植え付けも単作的になる傾向が認められる。トングェ族の場合、トウモロコシ、インゲンマメ、カボチャなどを混植して1~2年利用する焼畑と、キャッサバとサツマイモを畝に混植して5~10年利用する畑に区分している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トングェ族」の詳細全文を読む
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