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トンスベルグ : ウィキペディア日本語版
トンスベルグ

トンスバリTønsberg )は、ノルウェーヴェストフォル県の都市。面積107平方キロメートル、人口37,493人(2007年)。郊外の自治体を含めて都市圏を形成しており、トンスベルグ都市圏は人口約46,000人で、ノルウェー第10位である。一般にはトンスベルグはノルウェー最古の都市とされている。
== 歴史 ==

歴史家スノッリ・ストゥルルソンによれば、トンスベルグは871年のHafrsfjordの戦い以前に創立されたという。戦いが起きた年については議論がされており、多くの歴史家は戦いの起こった年は900年頃だとしている。
市の中心から北にあるSlottsfjellet(城山の意味)は、天然の要塞として使われた。12世紀の内戦では、実際に立てこもっていた。13世紀、ホーコン4世はトンスベルグに城を築いた。これがトンスベルグ城塞である。町は1536年の大火で廃墟と化したが、トンスベルグはノルウェーの主要港として残った。
第二次世界大戦中にナチス・ドイツ支配を受け、トンスベルグ郊外にベルク強制収容所が設置された。1948年、トンスベルグにテュンスベル司教座が置かれ聖堂が市内に築かれた。この際にブスケルー県とヴェストフォル県はオスロ司教座から分離しテュンスベル司教座に含まれた。
ノース語の''Túnsberg''が市名のもととなっている。''tún''とは『柵で囲まれた土地』、''berg''とは『山』である。紋章は中世以来のもので、トンスベルグ要塞を表している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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