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トンボ科(トンボか、学名:Libellulidae )はトンボ亜目(不均翅亜目)トンボ上科に分類されるトンボの1科 。トンボ目の中では最も系統が新しく、繁栄している科〔日高 (1996)、82-83頁〕。 == 特徴 == === 成虫の形態 === 頑丈な体付きで、前翅よりも後翅の方か幅広である不均翅亜目のグループに属する〔新井 (2001)、150頁〕。大型のヤンマ科と比べて小さく、全長6 cm以下の小型から中型のトンボ〔尾園 (2012)、7頁〕。体色は金属光沢の単純な色調、黄色、赤色、青色など変異に富む〔尾園 (2012)、357頁〕。ハッチョウトンボのように雌雄で色彩が異なるものや〔新井 (2001)、142頁〕、マユタテアカネのようにメスに色彩が異なる多型のあるものもある〔。シオカラトンボやハラビロトンボのように羽化した時のオスがメスと同色で、成熟するとオスの体色が大きく変わるものが多い〔〔。複眼は発達し大きく左右がくっ付きあって一続きになり〔、境目が長い線状になっているものが多い〔井上 (1999)、108頁〕。複眼後縁の突起物がなく〔、腹部の耳状突起などを取り除いた単純な形態〔。前翅の三角室は著しく縦長となるものが多く変形して、四角室状となるものもある〔。前翅の三角室と後翅の三角室は形状と向きが異なり〔槐 (2013)、15頁〕〔井上 (1999)、109頁〕、後翅の肛角が突出しない単純な形態〔。翅脇の肩縫線は多少ともS字状に湾曲する〔。 Dragonfly.svg|シオカラトンボ属 ''Orthetrum cancellatum'' の構造 2 触角、3 前額、13 胸、14 腹、15 尾毛、17 三角室、20 縁紋、22 結節、24 孤脈、30 複眼 Head dragonfly legends.jpg|アカネ属 ''Sympetrum fonscolombii'' の頭部の構造 (occipital triangle)後頭、(antena)触角、(vertex)額隆、(frons)前額、(clypus)後頭楯、(compound eye)複眼、(labrum)唇、(front leg)前脚 Sympetrum pedemontanum elatum (wing).JPG|ミヤマアカネの翅、前翅の三角室は縦長で、後翅の三角室と形状と向きが異なる 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トンボ科」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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