翻訳と辞書
Words near each other
・ トーゴの大統領一覧
・ トーゴの政党
・ トーゴの政党一覧
・ トーゴの旗
・ トーゴの空港の一覧
・ トーゴの行政区画
・ トーゴの通貨
・ トーゴの都市の一覧
・ トーゴの鉄道
・ トーゴの銀行の一覧
トーゴーサン
・ トーゴーサンピン
・ トーゴープロダクション
・ トーゴー・D・ウェスト
・ トーゴー・D・ウェスト・ジュニア
・ トーゴー・D・ウエスト
・ トーゴー・D・ウエスト・ジュニア
・ トーゴー・ウェスト・ジュニア
・ トーゴー・ウエスト
・ トーゴー・デニス・ウェスト


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

トーゴーサン : ミニ英和和英辞書
トーゴーサン[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

トーゴーサン ( リダイレクト:クロヨン ) : ウィキペディア日本語版
クロヨン[ちょうおん]

クロヨン9・6・4)とは税務署による課税所得の捕捉率に関する業種間格差に対する不公平感を表す語である。トーゴーサン10・5・3)、トーゴーサンピン10・5・3・1)と呼称することもある。1960年代後半から使われ始めた。
== クロヨン ==
勤労者が手にする所得の内、課税の対象となるのは必要経費を除いた残額である。本来課税対象とされるべき所得の内、税務署がどの程度の割合を把握しているかを示す数値を捕捉率と呼ぶ。この捕捉率は業種によって異なり、給与所得者は約9割、自営業者は約6割、農業林業水産業従事者は約4割であると言われる。このことを指して「クロヨン」と称する。
給与所得者の所得は原則として源泉徴収されているため遺漏が発生する可能性は極めて低い。これに対し、必要経費を自ら算出して自己申告する者、例えば自営業者の場合、家屋の一部分を店舗や事務所として用いる、事業用の車を自家用車としても用いるなど収支における公私の境界線が曖昧にならざるを得ない。このグレーゾーンについては事業者の自主計算により、事業用と私的利用の使用割合を面積や使用時間割合などの根拠を基に合理的に按分計算して申告する以外に手立てがないことから、税務署が逐一100%検証することは物理的に不可能に近い。
この事に着目し、家屋の内装工事にかかった費用を事務所の維持費として、あるいは私的な食事を交際費として計上するといったケースがみられる〔当然ながらこれらの支出が事業経費としての側面も備わっていることが大前提である。全額が事業経費と全く関係のない私的費用のつけこみであることが税務調査などによって判明した場合は家事費として経費否認され、修正申告により追徴分の所得税だけでなく加算税や延滞税などを支払わなければならなくなることに留意する。〕。その結果、自営業者や農業所得者の所得捕捉率は給与所得者のそれに比して一般に低くなっていると言われる。
なお、給与所得者は自営業者のような必要経費が認められていない訳ではない。あらかじめ所得税を天引きされた額が支給されるため、個別に必要経費を算出するのが困難であることから給与所得に応じて概算した経費を控除する方法(給与所得控除)が一般に行われている。給与所得控除は低所得層になればなるほど控除率が大きい仕組みとなっており、年間65万円以内の収入ならば所得ゼロ、給与収入500万円の場合で30.8%(154万円)、1000万円の場合で22%(220万円)の控除率(概算経費)が認められており、上限額は245万円となっている(かつては最低5%の控除が上限額なしで認められていた)。しかし給与所得者の多くはスーツなどの衣装代や交際費以外は会社から支給されているケースが多い。このため、実費経費がほとんど無いのが実情であることから、「クロヨン」問題における格差に対する補償として控除率が大きく取られているという見方もされている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「クロヨン」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.