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TNA(''Total Nonstop Action'')は、アメリカ合衆国のプロレス団体。正式名称は''Total Nonstop Action Wrestling''。 == 概要 == 2002年、ジェリー・ジャレットとジェフ・ジャレットの親子によって創設された。同年6月19日に旗揚げ戦を行ったが資金難のため早々に経営危機に直面、ジェリー・ジャレットはテキサス州のエネルギー関連企業パンダ・エナジー社に持株を売却して融資を仰ぎ、同社CEOのカーター・ファミリーにオーナーシップを譲渡した。 かつてはNWAに属し、NWA-TNAと呼ばれていた。また2007年5月までNWAの主要タイトル(NWA世界ヘビー級王座、NWA世界タッグ王座)を管理していた。六角形のリングを導入するなど斬新な試みを行うのが特徴。 多くのインディ団体が収入不足により倒産していくなかで経費の最小化で収入を確保する戦略を取っている。それは興行の開催場所の固定と安定した放映収入、そして選手の契約形態に反映されている。ほとんどの選手は専属契約という形ではないため他団体へ出場する選手も多い。またほぼ契約選手のみで興行を行うWWEとは対照的に、日本やメキシコなど海外の他団体との交流も積極的に行っている。 興行形態は初期は週1回のPPVのみであったが人気の拡大とともに週一番組『TNA iMPACT!』、『Xplosion』、月1回の3時間PPVとなっている。開催場所は設立初期はナッシュビルのTNAアサイラムに固定していた。現在はフロリダ州オーランドのユニバーサル・スタジオ・フロリダにて全番組の収録を行っている。また団体として各地を転戦するようなことはしなかったが、人気の拡大とともに2006年3月17日には初のハウス・ショーをデトロイトで開催した。 2005年10月からは、同年9月まで『RAW』を放送していたSpike TVが『TNA iMPACT!』の放送を開始し、TV放送の面でもWWEを追撃。日本での放送も、2006年1月よりFIGHTING TV サムライにて開始された。また同年9月25日にはその1か月前にWWEを退団したばかりのカート・アングルとの契約を発表した。この移籍劇は電撃的であり契約締結を事前に知っていたのはTNA中枢のごくわずかの人物だけだったとされる(他のTNAスタッフは発表当日=『TNA iMPACT!』収録の15分前にようやく知らされた)。 日本人選手ではNOSAWAが出場していたほか大森隆男、鈴木健想もスポット参戦している。2005年10月に獣神サンダー・ライガーが出場。2006年1月には棚橋弘至、2007年にはタイガーマスクも参戦した。2008年には雷陣明がトライアウトに合格し、所属選手としてKIYOSHIのリングネームで活動している。女子では浜田文子が所属として活動していた。 2009年10月27日、ニューヨークでの会見で、ハルク・ホーガン、エリック・ビショフと契約を結んだことを発表した。さらに、毎週木曜日に放映していたが、2010年1月4日月曜日に3時間生放送スペシャルを決行。その日はWWEの放送時間と重なっていたため、一夜限りのマンデー・ナイト・ウォーズが復活した。また、その放送にはホーガン、ビショフ、リック・フレアー、スコット・ホール、Xパック、さらにはWWEから離脱していたジェフ・ハーディーも登場した。 2011年5月20日より、『TNA iMPACT!』の番組名称を『Impact Wrestling』と変更。12月からはアジア圏内でのマーケット拡大のため、インドにてRing Ka Kingという団体を発足した。 2013年1月、日本での放送は日テレG+で開始されることが日テレG+公式ツイッターで明らかとなり、1月19日より放送開始。PPVも通常放送で放送されている。 同年7月30日、日本のプロレス団体WRESTLE-1と業務提携を結び、11月16日のWRESTLE-1後楽園ホール大会にてTNA世界ヘビー級王座戦が行われた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「TNA」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Total Nonstop Action Wrestling 」があります。 スポンサード リンク
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