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トーマス・ザンデルリング(、1942年10月2日ノヴォシビルスク - )はドイツの指揮者。父のクルト、及び異母弟のシュテファンも指揮者、異母弟のミヒャエルはチェリストである。 == 概説 == 1942年10月2日に、当時レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団の第一指揮者を務めていたクルト・ザンデルリングを父にノヴォシビルスクに生まれ、レニングラードで育った。レニングラード音楽院で学び、パリ国立高等音楽・舞踊学校に一年間留学した後、ベルリン音楽大学で学んだ。その後ライヘンバッハ交響楽団首席指揮者、ハレ州立歌劇場音楽監督を歴任した。以降は東ドイツのみならず世界の主要なオーケストラに招かれて指揮するようになった。1992年から2000年までは大阪シンフォニカー交響楽団の音楽監督・常任指揮者を務め、現在は桂冠音楽監督・首席指揮者に任ぜられている。また2014年からは東京佼成ウインドオーケストラの首席客演指揮者に就任した。 彼がロシア国立交響楽団を指揮するのを聴いた作曲家のドミートリイ・ショスタコーヴィチは、自らの交響曲第13番と交響曲第14番のドイツ初演を彼に委託した。両者の交流はさらに、ショスタコーヴィチの最後のオーケストラ作品である「ミケランジェロの詩による組曲」の世界初録音へと結びついた。 録音にはこのほかにサンクトペテルブルク・フィルとの共演によるマーラーの交響曲第6番や、フィルハーモニア管弦楽団との共演によるブラームスの交響曲全集などがあり、高く評価されている。あまり知られていない作品の録音にも積極的で、例えばマルメ交響楽団との共演によるアルベリク・マニャールの交響曲全集などがある。 2011年2月9日には東京佼成ウインドオーケストラの第108回定期演奏会を、2015年1月17日には第122回定期演奏会を指揮した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トーマス・ザンデルリング」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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