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トーマス・ヒックス : ミニ英和和英辞書
トーマス・ヒックス[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

トーマス・ヒックス : ウィキペディア日本語版
トーマス・ヒックス[ちょうおん]

トーマス・ヒックス (Thomas J. Hicks, 1876年1月11日- 1963年12月2日) は、イギリス出身のアメリカ合衆国の元陸上競技選手である〔。1904年のボストンマラソンで2位となり、1904年のセントルイスオリンピックのマラソンで金メダルを獲得した。
== 経歴 ==

イングランドのバーミンガム生まれで、後にアメリカ合衆国に移住した〔。マサチューセッツ州ケンブリッジに定住して、真鍮加工の労働者として働いていた。
セントルイスオリンピックのマラソン競技は40度近い猛暑の中で31選手が参加して行われた〔「キセル・マラソン」発覚=第3回セントルイス(1904年) 〕〔Athletics at the 1904 St. Louis Summer Games:Men's Marathon 2014年1月5日閲覧。〕。1着でゴールインしたのはアメリカのフレッド・ローツであったが、途中区間を自動車で移動するという不正があったため、1時間遅れの2着でゴールインしたヒックスが金メダルを獲得した〔〔JOC - オリンピックの歴史(2) 近代オリンピックの始まり 〕〔第3回セントルイス大会-前代未聞!「キセル・マラソン事件」 〕。
しかし、ヒックスも現在では禁止薬物とされているストリキニーネブランデーを摂取していた。彼は1mgのストリキニーネを1服摂取したがあまり長続きしなかったためもう1服した。その結果として、棄権せずにゴールテープを切ることができ、ローツの失格で繰り上がりの金メダルとなったが、もしもう1服していたら命にかかわっていた可能性がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「トーマス・ヒックス」の詳細全文を読む




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