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トーマス・マッジ : ミニ英和和英辞書
トーマス・マッジ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

トーマス・マッジ : ウィキペディア日本語版
トーマス・マッジ[ちょうおん]

トーマス・マッジ(''Thomas Mudge'' 、1715年〔『時計年表』p.58。〕 - 1794年〔『時計年表』p.74。〕)はイギリスの時計師である。
ジョージ・グラハムに師事し〔『時計年表』p.68。〕、各種の発明をした。特に重要とされるのはレバー脱進機の発明で、電気的な時計が実用化されるまで標準的な脱進機であり続け、現在での機械式時計の脱進機はほとんどがレバー式を採用している。ジョン・ハリソンクロノメーターH4を見た上で自分が製造したレバー脱進機の時計を「H4と充分競合できる」と評し、実際これは的確な評価であったが、しかしなぜか経度法で莫大な懸賞金がかけられていたクロノメーターには使用せず、その後はジョン・ハリソンの足跡に追従し〔『図説時計大鑑』p.296。〕、従来方式のクロノメーターを改良する方法に没頭した〔『図説時計大鑑』p.287。〕。このためレバー式脱進機は1830年頃まで一般化されなかった〔『図説時計大鑑』p.285。〕。
== 略歴 ==

*1725年 - ジョージ・グラハムとともに天真軸受けに宝石を使い始めた〔『時計年表』p.60。〕。
*1750年 - 分離レバー式脱進機を発明した〔『時計年表』p.64。〕〔『図説時計大鑑』p.ix。〕。
*1754年 - レバー式脱進機を発明した〔『時計年表』p.65。〕。
*1759年 - レバー式脱進機を装備した時計を製作した〔『時計年表』p.66。〕〔『図説時計大鑑』p.285。〕。
*1765年 - 自由レバー式脱進機を発明した〔『時計年表』p.66。〕。
*1770年 - ジョージ3世が懐中時計を購入しシャーロット・オブ・メクレンバーグ=ストレリッツに贈った。レバー脱進機を採用した最初期の例として知られ、現在でもウィンザー城に存在する。
*1774年 - ゼンマイの巻き残量を表示するリザーブ表示機能発明〔『時計年表』p.71。〕。グリニッジ天文台から500ポンドの報奨金を支給された〔『時計年表』p.71。〕。
*1776年 - ジョージ3世の宮中時計師に任命された〔『時計年表』p.71。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「トーマス・マッジ」の詳細全文を読む




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