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トーン・クラスター : ミニ英和和英辞書
トーン・クラスター[くらすたー]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
クラスタ : [くらすた]
 (n) cluster, (n) cluster
クラスター : [くらすたー]
 (n) cluster, (n) cluster

トーン・クラスター : ウィキペディア日本語版
トーン・クラスター[くらすたー]

トーン・クラスター()は、ある音名から別の音名までの全ての音を同時に発する房状和音のことを指す。アメリカの作曲家ヘンリー・カウエルが用いた概念で、カウエルは当時「クラスターは2度の和音の集合」と捉えていた。
== 黎明期 ==
ジョスカン・デ・プレなどルネサンス音楽の一部は、数十声部における重厚なポリフォニーを駆使し、それらの曲では各声部全体がほとんど巨大な一つの塊となって聞こえる。これはジェルジ・リゲティが提唱したミクロ・ポリフォニーの概念を既に備えているといえる。
ジャン=フェリ・ルベルの「四大元素」は、教会旋法の全ての音を楽器で全合奏するという、トーン・クラスターに極めて近い音響を冒頭で用いる。モードによるクラスターは現代の作曲家ではアルヴォ・ペルトペトリス・ヴァスクスクヌート・ニーステッドなどバルト三国北欧の作曲家、また吉松隆北爪道夫などが多用している。
また、既に18世紀には、ハープシコードの鍵盤を全て押さえる指示が見られる(ミシェル・コレットのハープシコードと朗読のための「海戦の勝利」など)が、効果音以上の発展には至っていない。
19世紀にはシャルル=ヴァランタン・アルカンが「打ち上げ花火 序奏と即興」作品55の終結部において、白鍵のみのトーンクラスターを用いている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「トーン・クラスター」の詳細全文を読む




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