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ドイツ国家民主党()は、ドイツの極右・第三の位置政党。日本語ではドイツ国民民主党とも言われる。略称はNPD(エヌペーデー)。一般にドイツにおけるネオナチ団体の筆頭として知られている。ドイツ政府の連邦憲法擁護庁(Verfassungsschutz)は綱領や思想が極右的であると評価し〔Bundesministerium des Innern (Hrsg.): ''Verfassungsschutzbericht 2010''. Berlin 2011, ISSN 0177-0357, S.53ff (online ).〕、「憲法秩序に対する脅威」に分類して監視している。一方で旧来のナチス支持者やネオナチ運動だけでなく、移民に反感を持つ失業者なども支持層に加え、小規模ながら一定の影響力を持っている。連邦議会では未だ無議席ではあるものの、16の州議会のうちの2つの州議会で議席を獲得、2014年には欧州議会でも1議席を獲得している。 なお、旧東ドイツにもほぼ同じ名前の衛星政党(ドイツ国家民主党 (東ドイツ)、National-Demokratische Partei Deutschlands, 略称はNDPD=エヌデーペーデー)が存在したが、この記事で扱う政党とは無関係である〔NDPDは1948年にソ連の指導下で元ナチス党員や国防軍関係者らが結成したナショナリズム系の政党。ドイツ再統一時に自由民主党(FDP/エフデーペー)へ合流しており、現存していない。〕。 ==党史== ドイツ国家民主党はネオナチ団体である(親ソ反米を掲げていたナチズム政党ドイツ社会主義帝国党の分派団体)の後継政党として、1964年に結成された。一時期はDeutsche Volksunion (ドイツ人民連合、DVU=デーファウウー)と合併して、"Nationaldemokratische Partei Deutschlands - Die Volksunion"とも名乗っていた。 ドイツでは、ナチス政権成立の経緯への反省から憲法の規定によって、民主主義・自由主義を否定する団体は非合法化される「戦う民主主義」が採られており、過去にドイツ社会主義帝国党とドイツ共産党が禁止されている。NPDの禁止の動きは2002年にあったが、政府側の証人として出廷した人物が政府のスパイだったことが明らかになり、連邦憲法裁判所での審議が中断した〔大空襲60周年追悼集会に5万人 しんぶん赤旗2005年2月15日〕。 2012年12月、上院が二度目となるNPD非合法化を連邦憲法裁に申し立てる事を決定し、政府も13年3月20日に閣議でこれを支持する事を決めた〔極右政党の非合法化を支持=ドイツ政府 時事通信2013年3月20日〕。しかし「NPDへの不用意な注目を集めてしまう」「上院による提訴で十分である」等の理由により、政府としてこの申し立てに参加することは見送ると発表した〔Berlin Won’t Join Effort to Ban Far-Right Party New York Times 2013年3月21日〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ドイツ国家民主党」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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