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戦力基盤軍(ドイツ語:Streitkräftebasis、略称:SKB)は、ドイツ連邦共和国における軍事組織。任務別統合軍の運用および連邦軍全軍に共通している業務を執行する。公式英語名は統合支援軍(英語:Joint Support Service)〔Homepage of the Joint Support Service 公式サイト。2015年7月1日閲覧〕。 2000年10月1日に新設される。組織の位置としては、ドイツ連邦国防省連邦防衛軍における軍事機構分野(Militarische Organisationsbereiche)の軍隊(Streitkrafte)にあたる。かつての前身組織は横断的〔本文中にある通り前身組織の一部は1969年までドイツ連邦軍における第四の軍種として独立していた。〕(Querschnittlichen)分野であったが、本組織は一軍運用され事実上の軍種として存在している。ただし、陸海空軍と異なり完全には独立してはおらず、連邦軍軍事機構の一部を構成している。 == 概要 == 戦力基盤軍の任務は以下のとおり。 * 連邦軍全軍に対する後方支援と海外へ出動した連邦軍部隊への補給。 * 国土防衛および派遣先国での連邦軍部隊指揮幕僚当局の支援。 戦力基盤軍には、旧称連邦軍中央軍事部門(ZMilDBw)と呼ばれた部門も属している。これらはドイツ連邦軍大学ミュンヘン校(ミュンヘン連邦軍大学)とハンブルク校(ヘルムート・シュミット大学ハンブルク)、ヴァーレンドルフにある連邦軍スポーツ学校、ケルンの軍事保安局が含まれていた。 連邦軍変革の過程において中心的役割を果たすため連邦軍変革センター(ZTransfBw)が設立され、シュトラウスベルクに本部を、支部は当初ポツダム、ゲルスドルフ、オットブルン、ガルミッシュ=パルテンキルヒェンおよびアメリカ合衆国バージニア州サフォークに設置された。 戦力基盤軍独自の制服については意図的に断念され、統合化された部隊には各出身軍種の制服を着用の上で編入される。したがって、三軍の異なる制服で同一部署内で勤務することが常態化している。 戦力基盤軍は救護業務軍と同様に、これまでの全軍のための横断的分野から新たに軍隊分野に所属変更し、独立軍種に相当する扱いとなっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「戦力基盤軍」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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