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ドゥルセ川[どぅるせかわ]
ドゥルセ川(、スペイン語で「甘い川」の意味)は、アルゼンチンの北西部を流れる河川である。ケチュア語ではMisky Mayuと呼ばれる。サラド川とともに、サンティアゴ・デル・エステロ州でもっとも重要な河川のひとつである。 == 地理 == 源流はトゥクマン州にあり、上流部はサリ川()と呼ばれる。サルタ州からも支流を集め、サンティアゴ・デル・エステロ州に入るとドゥルセ川と名を変える。ラ・バンダ、州都サンティアゴ・デル・エステーロなどを通り、北西から南東に450kmに渡って流れ、コルドバ州でオンド川()に合流したのち、塩湖のマール・チキータに流れ込む。マール・チキータは内陸湖であり、大西洋に流出する河川は存在しない。 トゥクマン州とサンティアゴ・デル・エステロ州の境界部にはリオ・オンド・ダムを有し、ダム湖はサリ川、チコ川などトゥクマン州の4本の河川と通じている。サリ川には主にトゥクマン州からパルプ繊維が流れ込んでおり、その汚染物質はダム湖の汚染につながっている〔Ecoportal 〕。ドゥルセ川は乾燥したサンティアゴ・デル・エステロ州の大地を潤す灌漑用水の主要な供給源である。1956年には州北西部にロス・キロガ・ダムが完成し、州内に水を供給しているが、州南東部では降水量の減少を招いている。2002年5月28日には「ドゥルセ川流域の湿地」()がラムサール条約に登録され、国際的に重要な湿地として認められた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ドゥルセ川」の詳細全文を読む
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