翻訳と辞書 |
ドウクツギョ科[どうくつぎょか]
ドウクツギョ科(学名:)は、サケスズキ目に所属する魚類の分類群の一つ。アンブリオプシス科〔『海の動物百科3 魚類II』 p.89〕あるいはメクラサケスズキ科〔『新版 魚の分類の図鑑』 pp.80-81〕とも呼ばれる。5属6種を含み、その多くは洞窟内での生活に適応した、特異な進化を遂げたグループである〔『Fishes of the World Fourth Edition』 pp.234-235〕。 == 分布・生態 == ドウクツギョ科の魚類はすべて淡水魚で、アメリカ合衆国南部に限局して分布する〔。所属する6種のうち5種は、石灰岩の鍾乳洞や地下水脈に生息するいわゆる「洞窟魚」である〔。他の1種(スワンプフィッシュ ''Chologaster cornuta'')は、大西洋に面した東岸に分布し、通常の河川で生活する夜行性の魚類である〔。 暗闇に包まれた洞窟内での生活に適応し、視覚を失った種類が多い。洞窟に住む5種のうち4種は盲目魚で、眼球は退化的で皮膚に埋もれている〔。機能する眼をもつのはスワンプフィッシュおよびスプリングケイブフィッシュ()の2種のみで、後者はケンタッキー州・テネシー州の地下水脈に分布する〔。体表には視覚に代わる感覚器官が発達し、水流のわずかな振動を敏感に察知することができる〔。底生性で、カイアシ類・貝虫類・等脚類を主に捕食する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ドウクツギョ科」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|