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NoSQL(一般に”Not only SQL”と解釈される)とは、リレーショナルデータベース管理システム (RDBMS) 以外のデータベース管理システムを指すおおまかな分類語である。リレーショナルデータベースを杓子定規に適用してきた長い歴史を打破し、それ以外の構造のデータベースの利用・発展を促進させようとする運動の標語としての意味合いを持つ。関係モデルではないデータストアの特徴として、固定されたスキーマに縛られないこと、関係モデルの結合操作を利用しないこと(場合によっては単にそのような機能が欠落しているだけ)、水平スケーラビリティが確保しやすい事が多いこと、トランザクションを利用できないものが多いことなどが挙げられる。学術的な世界では、この種のデータベースのことを構造型ストレージ () と呼ぶことが多い。 NoSQL系データベース管理システムには、データの格納および取得が高度に最適化されているものが多い。その最適化のために機能性を最小限にしているものもある。「値」およびそれを取得するための「キー」だけを格納できるKey-Value型データベースは、その最たる例である。 NoSQL系データベース管理システムが有用な場面は、関係モデルを必要としないデータを扱う時や、大量のデータを扱う時である。用途は多様であり、数百万のkey-valueペアを格納したり、数個程度の連想配列を格納したり、数百万の構造的データを格納したりと、様々に使われる。この構造は、大規模なデータを統計的に解析したり、増えつづける情報をリアルタイムに解析するのにも便利である。 産業界での有名な実装として、GoogleのBigTable、アマゾンのAmazon DynamoDBなどがある。オープンソースの実装も数多く存在し、例えばMongoDB、 Redis、Apache HBase、Apache Cassandraなどがある。 NoSQL系データベースは、リレーショナルデータベースのような汎用性は欠いているが、特定の状況において超高速で動作する特徴を持つ。従って、収容するデータの種類が限定されるビッグデータ系ソリューションでの活用例が多い。 == 歴史 == NoSQLという用語は1998年、SQLインターフェイスを持たない軽量な関係データベースのオープンソースソフトウェアの名前として最初に用いられた。その著者Carlo StrozziはNoSQL運動について、「関係モデル全体と一線を画すものであるから、『NoREL』などと名づけられるべきだった」と主張している。この用語は、Last.fmのJohan Oskarssonの呼びかけによって2009年初頭に開催されたオープンソースの分散データベースについての会合において、の従業員Eric Evansによって再導入された。この名前はMySQL、MS SQL、PostgreSQLなど関係データベースのシステムで広く用いられていた命名法を参照して付けられたものであり、ACID保証を提供しないような非関係型の分散データストアの勃興を表現する意図が込められていた。 NoSQL運動が普及するに従い、その名前のもつネガティブな印象(SQLは不要である、など)が問題となり議論が起こっている。Eric EvansはNoSQLをNot only SQLのバクロニムとして理解するのが好ましいとしている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「NoSQL」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 NoSQL 」があります。 スポンサード リンク
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