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ドクター・ゲロ : ミニ英和和英辞書
ドクター・ゲロ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ドクター・ゲロ : ウィキペディア日本語版
ドクター・ゲロ[ちょうおん]

ドクター・ゲロは、鳥山明漫画ドラゴンボール』またはそれを原作としたアニメドラゴンボールZ』『ドラゴンボールGT』『ドラゴンボール改』に登場する架空のキャラクター。声優矢田耕司
== 人物像 ==
レッドリボン軍の科学者で、人造人間の製作者。レッドリボン軍を壊滅させた孫悟空に復讐するため、様々な人造人間を作ったのちに自らベースとなり、人造人間20号となった。作中では人造人間になった理由を人造人間18号に尋ねられた際「永遠の命が欲しくてな」と答えており、ブルマも「たぶん生き続けたくて自分まで改造したんだとおもう」と推測している。孫悟空らと対峙した際ピッコロに「自分自身がドクター・ゲロのようであるように話をしている」と指摘されたとき、「わたしはドクター・ゲロに作られた人造人間で、ドクター・ゲロは死んでもうこの世にはいない」と、自分の正体を隠す発言をしていた〔鳥山明「其之三百四十 孫悟空対レッドリボン軍の恨み」『DRAGON BALL 第29巻』集英社ジャンプ・コミックス〉、1992年6月10日、ISBN 4-08-851419-X、27-30、43頁。〕。
人造人間19号に自らを改造させており、脳を含め体の半分は人間であるが〔「科学&超科学の章」『ドラゴンボール超全集 1巻』集英社、2013年2月10日、ISBN 978-4-08-782496-4、335頁。〕肉体の大部分は機械化されている。基本性能は19号とほぼ同じで、エネルギー吸収式。戦闘力は19号より高いが、人造人間17号、18号にはかなり劣る〔渡辺彰則編 「キャラクター事典」『ドラゴンボール大全集 7巻』集英社、1996年2月25日、ISBN 4-08-782757-7、76頁。〕。ヤムチャの体を腕で貫いて意識不明にさせ、アニメではクリリンも軽くあしらっている。
浅黒い肌に腰の辺りまで伸びた白髪、髪の毛と同様白い髭をたくわえた老人で、一見すると人間と区別が付かないが、帽子を取ると透明なドーム状の頭部から脳が透けて見える〔『ドラゴンボール改』では帽子をかぶる際、ぜんまいを巻くような効果音が鳴っている〕。生身の人間の頃にあった眉毛は、人造人間への改造に伴いなくなった。生身の頃の姿は、扉ページで三頭身の体型で描かれている〔鳥山明「扉ページ大特集 XXX」『DRAGON BALL 第30巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1992年6月10日、ISBN 4-08-851420-3、187頁。アニメでは、セルが誕生した理由を述べる回想で登場している。〕。
科学者としての技術は極めて優秀で、最先端のメカトロニクスからバイオテクノロジーまでこなす〔。ブリーフ博士は17号と18号の設計図を見た際「自分にも分からないことが多い」と発言し〔鳥山明「目覚めた孫悟空」『DRAGON BALL 第31巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1992年8月4日、ISBN 4-08-851686-9、62頁。〕、16号の修理を手がけたブルマも、「この人造人間は凄い構造。ドクター・ゲロはろくなやつじゃないが天才だったのは確か」と語っている〔原作・其之三百九十四。〕。また、ブルマからは「科学者ではけっこう有名。イヤなヤツらしいけど天才」と言われ〔鳥山明「其之三百四十八 研究所へ…!!」『DRAGON BALL 第29巻』154頁。〕、ブリーフ博士も上記の発言の後に「この才能を正しいことに使っていれば」と惜しんでいた〔。
ブルマは「ドクター・ゲロがレッドリボン軍のお抱えだとは知らなかった」と語っており軍との関係を知らない者もいるが、元々レッドリボン軍の創設メンバーだったため、実質軍を操っていた人物でもある〔「DRAGON BALL 龍球問答 鳥山明先生がお答え!!」『DRAGON BALL フルカラー 人造人間・セル編 1巻』集英社、2014年4月9日、223頁。〕。軍の兵器は全てゲロが作ったものであり、通常の機械兵器は敵に渡って利用される恐れがあるため、自分で考える能力を持つ人造人間の開発に踏み切った〔。その昔若くして死んだレッドリボン軍の上級兵士だった息子がおり、敵の銃弾に倒れた我が子をモデルとして人造人間16号を製作した〔「DRAGON BALL 龍球問答 鳥山明先生がお答え!!」『DRAGON BALL フルカラー 人造人間・セル編 3巻』集英社、2014年4月9日、223頁。〕。我が子という特別な思いから強力なパワーと爆破装置を与えたが、できれば戦闘で破壊したくないという意思もあった〔。それまで全人工製の人造人間を開発してきたが、発明において唯一「性格のコントロール」を苦手としており、17号や18号のような人間を改造する方法に変更した〔「DRAGON BALL 龍球問答 鳥山明先生がお答え!!」『DRAGON BALL フルカラー 人造人間・セル編 2巻』集英社、2014年4月9日、227頁。〕。しかし、17号や18号でも性格コントロールには失敗し、自らの命を失う原因になった(最終的に19号では自らに忠実な性格のコントロールに成功しているが、旧式のエネルギー吸収式にせざるを得なくなっている)。
アニメではセルの回想の中で、ドクター・ゲロがセルを生み出した真の目的は悟空に対する復讐ではなく、自らの手で究極の生物を生み出すことであり、そのために多くの戦士たちの細胞を組み合わせ、セルを生み出したと語られている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ドクター・ゲロ」の詳細全文を読む




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