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ドクヤマドリ
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ドクヤマドリ
ドクヤマドリ(毒山鳥、''Neoboletus venenatus'')はイグチ目イグチ科Neoboletus属の中型〜超大型の菌根性のきのこである。 1995年に長澤栄史により命名・発表され〔A new poisonous species of ''Boletus'' from Japan. 〕、ヤマドリタケ属として''Boletus venenatus''の学名が与えられていたが、2015年に中国の研究者により新設されたNeoboletus属に編入された。現在のところは日本でのみ確認されている。 == 概説 == しっかりした肉質を持つ非常に重いきのこで、自重で倒れているものも散見される。典型的なイグチ型のきのこで食用菌のように思えるが、強力な消化器系の毒を持ち、下痢、腹痛などの激しい中毒症状に見舞われる。過去、日本においてはイグチ型のきのこに毒きのこは存在しないとも言われていたが、このきのこの報告によって覆された(現在ではバライロウラベニイロガワリ ''Boletus rhodocarpus'')などの毒性の強いイグチが発見されている)。しかし長野県ではタヘイイグチとして昔から知られていた。この名は太平という者がこのきのこを食べて亡くなったというところから来ている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ドクヤマドリ」の詳細全文を読む
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