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ドットハックサイン : ミニ英和和英辞書
ドットハックサイン
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ドットハックサイン ( リダイレクト:.hack//SIGN ) : ウィキペディア日本語版
.hack//SIGN[どっとはっく さいん]

.hack//SIGN』(ドットハック サイン)は、2002年4月から同年9月まで一部テレビ東京系列局で放送されていたテレビアニメ。全26話、テレビ未放送のOVAを含むと全28話。
Project .hackの一環として制作された作品で、キャラクター原案は『新世紀エヴァンゲリオン』で知られる貞本義行が、脚本は『機動警察パトレイバー』の伊藤和典が担当した。
== あらすじ ==
時代は近未来の2010年。立体映像、音響による仮想現実で異世界を体験できるオンラインゲーム、『The World』が人気を得ていた。物語は『The World』のゲーム内に閉じ込められてしまったプレイヤーを中心にして進んでいく。当初、司は現実世界への絶望から他のプレイヤーからの支援を拒絶していたが、しだいに心を開き、脱出の方法を見出していく。ほとんどの場面がゲーム中の出来事で構成されており、登場人物の多くがゲームの中のキャラクターとしての役割と、現実世界での人物像の二重構造で描写されることでドラマ性を生み出している〔
〕。また、本作品はProject .hackの一作であり、ゲーム『.hack』の前日譚として位置づけられている。物語の背景として、『The World』を管理するAIの暴走と究極AIアウラの覚醒までが描かれる。
呪紋使いの(つかさ)は他者との関係を持とうとせず、傍若無人にふるまう少年PCだった。ある時、司はなぜかログアウトできなくなっていることに気づくが、現実世界に絶望していたために、状況を肯定的に受け入れてしまう(1話)。ゲームを続ける司は猫型PCマハと、司を護ると約束するモルガナの声に導かれる。そして、秘密の場所へ招待され、いつまでも眠り続けている少女アウラに出会う(2話)。アウラと司の心には密接なつながりが発生する。司はゲームの世界でも現実同様の五感を得、他にも特別な力を与えられる。モルガナは司が現実世界での希望を持たせないように、巧みに誘導していく。
偶然司と遭遇し、異常を感じた女性重剣士のミミル、男性剣士のベアは司を助けようとする。はじめは援助を拒否し、ことあるごとに秘密の場所に引きこもっていた司だが、二人の真摯な態度に心を開いていく。ミミルは司の最初の友達となった。ベアは現実世界で調査を行い、司のプレイヤーである少女が『The World』のプレイ中に意識不明となる未帰還者になっていたこと、また、親から虐待を受けていたことを知り、支援を約束する。一方、司はプレイヤー有志によって構成される自治集団「紅衣の騎士団」からその力により『The World』を崩壊させる危険人物と見なされ、追われることとなる。
「紅衣の騎士団」は女性重斧使い(すばる)に率いられ、不正や迷惑行為の防止を目的に行動している。騎士団の男性剣士銀漢 (ぎんかん)は強硬な手段で司を捕らえようとするが、穏健な活動を求める昴は騎士たちをいさめる。昴は司に特別な感情を持つが、銀漢は正義感からか、嫉妬心からか二人の接触を断とうとする。
昴のもとに古い友人である男性重槍使いクリムが訪れる。昴の行動原理はクリムの助言で支えられ続ける。その他、女性呪紋使いBT、男性双剣士楚良(そら)が司の特別性に興味を持ち、その時々で組む相手を変え、利を得ようとする。
司の周囲のPC達はシステムを超越する力を持つと言われる伝説のアイテム Key of The Twilight の噂を信じるようになり、各々が探索を始める。PC達は正体不明のハッカーヘルバの導きを受け、ことの真相に近づいていく。探索の中で司は一度命を落とし、自己の存在が信じられなくなる。これとほぼ同時期に、昴は銀漢らの強硬派を抑えることができなくなり、騎士団を解散させる。自らの居場所を失った昴は司の傍らにいることを望むようになり、二人は互いの心を支えあうようになる。
明らかになった真相は次のようなものである。
* アウラこそが Key of The Twilight であり、『The World』上で人間の思考を学び成長するAIであった。
* モルガナはアウラを生み出すために『The World』を制御するAIであったが、アウラの覚醒で自己が消失するのを恐れていた。そのため、アウラに絶望を学習させ歪んだ性質により自壊させることを計画した。
* 司はこの計画に最適な気質を持っていたので、『The World』に意識を閉じ込められ、アウラと精神をリンクさせられた。
しかし、司は他のPC、とくに昴の影響により、希望を持ちはじめてしまった。これはモルガナの望むことではなかったため、モルガナは昴の排除を企む。
司に関わったPCは昴を守るために集結する。唯一、楚良だけはモルガナに取り入り対立した。モルガナとPC達との戦いの中で、司は現実世界へ帰還する決意を確固たるものにした。これによりアウラの正常な覚醒が果たされ、また、司のプレイヤーも回復に向かった。楚良はモルガナに不信感を持ち離れようとするが、モルガナの怒りをかい未帰還者にされる。最後には昴と司のプレイヤーとが現実世界で出会い『.hack//SIGN』本編の完結となる。楚良のその後の運命、また。モルガナとアウラの戦いの決着はPS2用ゲーム4部作『.hack』で語られる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 .hack//Sign 」があります。




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