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ドナトゥス派[どなとぅすは]
ドナトゥス派()とは、4世紀から5世紀にかけて北アフリカで勢力を得たキリスト教の分派。主流派(のちのカトリック教会・東方教会の両方)から異端とされる。英語表記からドナティストとも転写される。 思想潮流としてはドナトゥス主義、もしくは英語から転写してドナティズムとも表記される。これを巡る論争については「ドナティスト論争」等と呼ばれる。 == 主張内容の概要 == アリウス派やネストリウス派と異なり、三位一体論(至聖三者論)や神の母といった、教義上では主流派と対立していない。相違点は、一度棄教した者のサクラメントの有効性を巡る見解である〔『キリスト教大事典 改訂新版』755頁、教文館、昭和52年 改訂新版第四版〕。 ドナトゥス派は、聖徒の教会は常に聖でなければならないと主張。一度棄教・背教した者の行うサクラメント(機密・秘蹟・聖奠・礼典)は無効であり、ドナトゥス派に改宗する者は洗礼を再び受けなければならないとした〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ドナトゥス派」の詳細全文を読む
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