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ドニ・ド・ルージュモン(Denis de Rougemont、1906年9月8日 - 1985年12月6日)は、スイスの思想家・文芸批評家・作家。 1906年にスイスのヌーシャテルで、プロテスタントの牧師の家庭に生まれる。20年代にカール・バルトの神学から強い影響を受ける。ヌシャテル大学で文学を学び、学士号を取得後、パリに移る。1930年代の非順応主義者の一人として、雑誌『新秩序』や、エマニュエル・ムーニエが創刊した『エスプリ』などを拠点に執筆活動を展開した。1939年にはプロン社から『愛について』(原題は『愛と西欧』)を出版した。この著作が成功を収め、全世界で幅広い読者を獲得するに至った。 1940年からスイスの文化使節としてアメリカに派遣され、1946年にヨーロッパに戻る。1950年にはジュネーヴでヨーロッパ文化センター(Centre Européen de la Culture)を設立する。ヨーロッパで連邦主義の思想をいち早く提唱し、そのための会議や機関を組織した。1985年没。 == 日本語訳著書== *『失業インテリの日記』石川湧訳、春秋社、1938年 *『終焉なき回帰』有田忠郎訳、思潮社、1970年 *『ヨーロッパ人への手紙』波木居純一訳、紀伊國屋書店、1975年 *『愛について 上下』鈴木健郎・川村克己訳、平凡社、1993年 == 外部リンク== * Jacques Ellul. JP 1930年代の非順応主義者の一人であるジャック・エリュールについての研究サイト。ルージュモンについても紹介されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ドニ・ド・ルージュモン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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