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ドミトリー・ウスチノフ : ミニ英和和英辞書
ドミトリー・ウスチノフ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ドミトリー・ウスチノフ : ウィキペディア日本語版
ドミトリー・ウスチノフ[ちょうおん]

ドミトリー・フョードロヴィッチ・ウスチノフ、Dmitri Fyodorovich Ustinov、1908年10月30日 - 1984年12月20日)は、ソビエト連邦政治家ブレジネフアンドロポフチェルネンコ時代のソ連国防相。半世紀にわたり、ソ連軍需産業の育成と運営にあたり、冷戦時代のソ連をアメリカと並ぶ軍事大国に押し上げるのに巨大な役割を果たした。''、Dmitri Fyodorovich Ustinov、1908年10月30日 - 1984年12月20日)は、ソビエト連邦政治家ブレジネフアンドロポフチェルネンコ時代のソ連国防相。半世紀にわたり、ソ連軍需産業の育成と運営にあたり、冷戦時代のソ連をアメリカと並ぶ軍事大国に押し上げるのに巨大な役割を果たした。
== 経歴 ==
ロシア帝国ヴォルガ河畔の町、サマーラの労働者の家庭に生まれる。製紙工場で機械工として働くなど、いくつかの職場を経て、レニングラード(現在のサンクトペテルブルク)の軍事機械大学に入学する。設計技師を資格を取得する。卒業後、レニングラード市の軍事工場「ボリシェビーク」に就職。1937年に同工場の企業長となる。
1941年6月独ソ戦の直前に32歳の若さでソ連軍需工業人民委員に抜擢される。ドイツ軍の攻撃からソ連の軍需産業を守るため、数週間でウラル地方への軍需産業の疎開を実現した他、兵器の大増産に抜群の事務能力を発揮して、ソ連軍の反攻作戦に多大な貢献をし、「社会主義労働英雄」と、文官ながらソ連軍技師・技手勤務大将の称号を授与された。
フルシチョフ時代には、国防工業相として、引き続きソ連軍産複合体を統括し、1957年ロケット、兵器、原子力産業担当の副首相となる。ミサイルやロケットの開発を推進した。1961年ユーリ・ガガーリンによる人類初の宇宙飛行を成功させた功により、再度「社会主義労働英雄」の称号を得た。1963年第一副首相となり、軍需の他、民間工業も担当した。
ブレジネフ時代、再び軍事工業部門に復帰する。1966年4月、第23回党大会でソ連共産党中央委員会書記(国防産業担当)に就任し、これを1976年10月まで務め、アメリカに拮抗する核戦力を構築した。また同時に、党政治局員候補に選出され、1976年3月には党政治局員となった。同年4月、在職中に死去したアンドレイ・グレチコ元帥の後任としてソ連国防相に就任し、あわせて上級大将に昇進。次いで7月30日、ソ連邦元帥の称号を授与された。
1979年アフガニスタン戦争開戦を決定する政治局会議に参加。1982年のアンドロポフ、1984年のチェルネンコ両書記長の選出に力を貸し、ミハイル・スースロフの死後、「クレムリンキングメーカー」とその実力を恐れられた。一方で、1979年の米ソ首脳会談に同席した際、アメリカ側にぬいぐるみを贈って「厭な目にあわされない限り、平和で大人しいのが、この動物だ」と語るようなエピソードも持つ。
1984年12月20日モスクワで死去。遺骨はクレムリンの壁に葬られた。76歳。イジェフスク市はウスチノフの死後、ウスチノフを記念して「ウスチノフ市」と改名されたが、ゴルバチョフ就任後の1987年に元の名に戻された。










抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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