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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ドムドムハンバーガー(DOMDOM)は、イオングループのダイエーの完全子会社である株式会社オレンジフードコートが日本全国に展開するファストフードチェーン店。日本初のハンバーガーチェーン店である〔コンセプト ドムドムハンバーガー〕〔ただし、当時米軍統治下ではあったものの、沖縄県には1963年にA&Wが開店していた(米国の味「憧れ」大切に A&W、県内専念 25店根付く 日本経済新聞、2012年5月10日等参照)。〕。 == 概要 == ダイエーと米マクドナルドは双方の出資による合弁会社を設立し、日本での事業展開を計画していた。しかし、合弁会社の資本比率で米マクドナルド側が50%ずつを主張したのに対し、ダイエー側(特に創業者である中内功)は主導権を握れる51%以上を主張したため、この計画はご破算となってしまった。そこでダイエーは、独自の研究下でハンバーガーチェーンを展開することとなった。こうして生まれたのがドムドムハンバーガーである。 ドムドムハンバーガーの名前の由来は、親会社であったダイエーの企業理念「良い品をどんどん安く」のどんどんを取ったもの。しかし、「どんどん(DONDON)」は商標登録されていたため、ドムドムハンバーガー(DOMDOM)となった。また、マークのゾウは「どむぞうくん」というマスコットキャラクターで、「象のように親しみやすく」という意味を込めて誕生した。2011年現在のロゴマークは3代目である。 1980年に、親会社のダイエーはアメリカの大手ハンバーガーチェーンであるウェンディーズと手を結ぶこととなった。しかし、ウェンディーズ側は「20年以内に100店舗以上、ウェンディーズを出店」することをダイエー側に要求したため、ダイエー側はダイエー内に入居しているドムドムハンバーガーをウェンディーズに転換することで対応した。そのため、ドムドムハンバーガーは店舗数を減らすこととなる。 更にダイエーに残り日本全国で展開していた店舗も、ダイエーの経営不振による多数の閉店によりドムドムハンバーガーも一緒に撤退するケースが続出。そのため、2014年現在の店舗は沖縄地方を除き100店舗を切っている。 前述のような設立事情から、ダイエー店舗内のハンバーガーショップはドムドムが出店するため、マクドナルドが出店することは基本的に無かった。2001年以降はインサイダー問題で中内功がダイエーグループの経営から手を引いたためにマクドナルドの出店が実質上解禁となり、ダイエーやマルエツの店舗内にマクドナルドが出店するケースが増えている〔ただし、2001年以前にも旧ヤオハンを引き継いだダイエー櫛形店など、ダイエー店舗内にマクドナルドが出店するケースはあった。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ドムドムハンバーガー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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