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ドメル : ウィキペディア日本語版
ドメル

ドメルは、アニメ『宇宙戦艦ヤマト』『宇宙戦艦ヤマト2199』の登場人物。声優小林修(『宇宙戦艦ヤマト』)、大塚明夫(『宇宙戦艦ヤマト2199』)。
== 宇宙戦艦ヤマト ==
ガミラス帝国銀河系方面軍作戦司令長官〔劇中では「太陽系方面作戦司令長官」とも表現されていた。〕。ガミラスが誇る名将で、「宇宙の狼」と呼ばれている。理論派にして実行力の伴う優秀な軍人。小マゼラン方面軍作戦司令長官としてルビー戦線での功労があり、ガミラスの最高功労勲章であるデスラー勲章を何度も授与されている。自らの名を冠したドメラーズ3世に乗艦している。
濃いモミアゲと目立つ割れ顎に、筋骨隆々とした身体が特徴。服装は他のガミラス将軍と異なり、レオタードのようにピッチリした戦闘服のようなものを常時着ている。
ヤマト乗組員が予想もしない作戦や戦術でヤマトを追い詰めるなど、戦術家としては優秀だったが、戦術的な勝利のために地球攻略の最重要拠点であるバラン星基地を囮に使ってヤマトごと破壊しようとする作戦は、デスラーから「浪費家」として非難された。
また、デスラーや沖田に対して丁重に接する一方、軍法会議で反省の色を見せず、部下のゲールに横柄に接するなど、相手によって態度には明らかな差がある。さらに、バラン星の作戦を事前にデスラーへ進言せずに独断で決行するなど、部下や上官との協調性よりも、自分の判断や理念を優先させる傾向がある。ドメル以後、「人の和」を軽視して敗れるのはヤマトの敵勢力の通弊となった。
初期プロットでの名前はロンメル〔『宇宙戦艦ヤマト TV DVD-BOX 記録ファイル』(バンダイビジュアル、2008年2月22日)P8、26。〕。名前の由来は、第二次世界大戦で「砂漠の狐」と称されたドイツ国防軍陸軍軍人のエルヴィン・ロンメルである〔『宇宙戦艦ヤマト TV DVD-BOX 記録ファイル』(バンダイビジュアル、2008年2月22日)P8。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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