|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 最 : [さい] 1. (n,pref) the most 2. the extreme ・ 最終 : [さいしゅう] 【名詞】 1. last 2. final 3. closing ・ 最終回 : [さいしゅうかい] 【名詞】 1. last time 2. last inning 3. last part ・ 終 : [おわり] (n) the end ・ 回 : [かい] 【名詞】 1. counter for occurrences
ドラえもんの最終回(ドラえもんのさいしゅうかい)は、藤子・F・不二雄による未完の漫画作品『ドラえもん』に存在する、正式な最終回のことで、3話が描かれている。 また、都市伝説として広まった、藤子Fによらない、「二次創作(非公式)の最終回」も多数存在し、インターネットを通じて様々なバリエーションのものが公開されている。本項ではこれらについても言及する。 ==学年誌における最終回の実在== 『ドラえもん』自体は未完の作品であるが、藤子・F・不二雄本人の手で描かれた最終回が存在する(市中に流布している都市伝説とは一切関係ない)。これは『ドラえもん』を連載していた雑誌が、小学館の学年誌(小学○年生)であったことが大きな理由である。 当該雑誌は基本的に1年間しか読まれない(小学○年生3月号の読者は、翌月に進級し、一学年上の学年誌を読み始める)ことに加え、当時『ドラえもん』は『小学五年生』『小学六年生』には掲載されていなかった。つまり小学館は、『ドラえもん』を読むのは最後となる『小学四年生3月号』の読者への配慮として便宜的に『最終回』を掲載する必要があった。実際に当時の他の学年誌連載作品でも、毎年4月号には新たに購読を始める新学年生のために『第1話的』な内容を書き、年度末の3月号には『最終回的』な内容の物語を掲載することが慣例的に行われていた。無論、『最終回』が掲載された翌月の『小学四年生4月号』(新四年生が読み始める)には、通常通り『ドラえもん』が掲載されるため、本来的な意味での最終回とは異なる。 当初はこのような出版の事情もあって、藤子は最終回を執筆したが、後に『小学五年生』『小学六年生』にも連載が拡大されたことや、単行本が発売されたこともあり、『ドラえもん』についてはこの趣旨に則って書かれた最終回は2本だけで、以後は3、4月号ともに通常のエピソードを掲載するようになった。またこの結果、2本目の最終回を読んだ読者は、『小学五年生』購読の1年を空けて、『小学六年生』からまた読めることになった。そのため『小学五年生』3月号には、ドラえもんがのび太の元へ帰ってくるという2ページ漫画が掲載された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ドラえもんの最終回」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|