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『ドラゴンセイバー』(''Dragon Saber:After Story of Dragon Spirit'') は、1990年12月にナムコ(後のバンダイナムコエンターテインメント)より稼働された業務用縦スクロールシューティングゲーム。1987年6月に発売された『ドラゴンスピリット』(1987年)の続編である。略称はドラセイ。 == 概要 == ナムコとしては『ゼビウス』(1983年)以来の対空対地を撃ち分ける縦スクロールシューティングゲームとして、これまで敵役として登場していた「ドラゴン」をプレイヤーキャラクターに起用し斬新さを与えた『ドラゴンスピリット』(以下前作)から3年半後に、その続編としてリリース。タイトルは「竜(Dragon)の力を与える剣(Saber)+ 救世主 (Savior)」に由来し、オープニングやゲーム開始デモでわずかにその姿を確認出来る。 主な追加要素として2人同時プレイが可能となりプレイヤー1(以下1P)はブルードラゴン、プレイヤー2(以下2P)はレッドドラゴンを操作し、一人がプレイ中にもう一人が途中参加可能になった。 基板が前作で使用された「SYSTEM I」から「SYSTEM II」になったことにより背景の回転・拡大・縮小の表現が加わり、音質が向上した。 ドラゴンの首が1本でも対空と対地が同時に攻撃出来、プレイヤーがしばらく対空攻撃ボタンを押さないでいるとドラゴンにエネルギーが溜まり、フルに溜まった時点で対空攻撃ボタンを押すと超強力な対空攻撃が出来る「エクスプロードショット」が備わった。 ライフは前作では2~3回ダメージを受けるとミスであったが、当作はライフなし(ダメージを受けると即ミス)、ライフあり(2~4回ダメージを受けるとミス)がゲームセンター運営者側のオプションモードで設定出来た。ライフは回復しない。 ライフのなしあり設定は全面クリア時の残機ボーナスに影響する(ライフなしで1機につき20万点、ライフありで1機10万点)。それによりこのゲームで高得点を取る方法は前作と異なり、ライフなし設定でノーミス全面クリアすることが重要となってくるが、ゲーメスト誌(新声社、現在は同社の倒産により廃刊)によるハイスコア集計はライフなしとありで部門別に集計された。当作はゲームランクの自動調整機能が備わっており、ノーミスでいる時間が長いほどランクは上がって敵の攻撃は激しくなり、逆にミスやコンティニューをするほどランクは下がる。ストックは前作同様得点でエクステンドがあり、更にアイテムによるエクステンドがある。 全9ステージで構成されており、ステージ8以外の各ステージの最後でボスが現れ、それを撃破すると次のステージに進む。ステージ9の最後に登場するカオスを倒すと、エンディングが始まる。隠しモードとして、クレジットを投入して1Pの対空対地両方のボタンを押しながらスタートすると、ステージ1~6の道中とエンディングのBGMが、前作のアレンジバージョンに変わる。さらにエンディングでは、ナムコゲームの歴史パート2として1987年7月の『ブレイザー』から1990年12月の当作までのリストが見られる(ただし、1988年『メルヘンメイズ』と1989年『ブラストオフ』の2作品がこのリストから洩れているほか、1989年『ダートフォックス』のスペルが間違っている→誤・DART FOX 正・DIRT FOX)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ドラゴンセイバー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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