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ドラゴンラージャの登場人物一覧(ドラゴンラージャのとうじょうじんぶついちらん)とはイ・ヨンドの小説『ドラゴンラージャ』の登場人物の一覧である。 基本的に名前が解っている者のみを、登場順に記す。 ==主要登場人物== ;フチ・ネドバル(후치 네드발、Hoochie Nedval、修奇・尼德法) :物語の主人公。 ;サンソン・パーシバル(샌슨 퍼시발、Sanson Percival、杉森・費西佛) :ヘルタント城の警備兵隊長。年齢は27歳。鍛冶職人ジョイスの息子で、過保護気味の母親と8歳の弟を持つ。強靭な肉体の持ち主で身長は約4キュビット(約2メートル)、体重は300パウンド(約136キログラム)以上という巨漢。古くからフチの兄貴分である。故郷に婚約者がいる(バイサスインペルで結婚指輪を購入した)が本編で詳しく語られることはなかった。 :第九次アムルタット征伐軍に参戦し奮闘したが、カッセルプライムの敗死を受け征伐軍は壊滅。その後生き残った兵士達を率いてヘルタントに帰還し、身代金調達のためのカールの旅にヘルタント使節団護衛役として参加する。 :常人離れした身体能力とヘルタントで数多くの死線を潜り抜けた経験を持ち、一行で最強の戦士である。その実力はOPGを装備した凄腕の剣客をも圧倒する程。 :一方で女性に弱く、婚約者がいたにもかかわらず序盤ではイルリルに心酔していた。又兄弟がいるが子供が苦手。全体的に子供っぽい性格の上考えが浅く、猪突猛進しがちだが、行動力と決断力に長けておりカール不在時にリーダーを務めたこともある。大食いで、他人に食べ物を譲らない。 :愛馬は「シューティングスター」。作中では主に、アンデッド対策のため銀メッキが施されたヘルタント領主支給品のロングソードを扱っていたが、武器一般に通じておりメイスやスピアを使ったこともある。終盤にキルシオンからプリムブレードを譲り受けた。 :クラドメッサ暴走事件の後はカールの補佐として首都に残ることになった。どのような活動を行ったのかは不明だが、後世の書物では「比類なき知恵と勇気を持ち合わせた賢者であり英雄」と称えられている。ドラゴンラージャの続編である「그림자 자국(影跡)」(未訳)によると終生ヘルタントに帰る事は無かったようである。 ;カール・ヘルタント(칼 헬턴트、Karl Heltant、卡爾・賀坦特) :ヘルタント使節団長。中肉中背に茶髪と外見的な特徴に乏しい反面、博覧強記を地で行くインテリにして温厚篤実な人格者と並々ならぬ器量を備えた中年男性。読書家を自称するが、つまるところ無職である。実はヘルタント子爵の異母弟。(城の下女を母に持つ庶子)以前、各地を放浪していたが、正式に弟として城に迎えたいとの兄の誘いを遠慮し、代わりに生活を保障され領内の森に隠遁していた。 :怒り高ぶった際には温厚さをかなぐり捨てた毒舌家としての本性が現れる。国王謁見時など一歩間違えれば首が飛びかねない状況であっても毒舌を止めないため、フチからは「大毒舌家」と称された。相手を呼ぶときは姓名で呼んでおり、女性に対しては(姓名)嬢と呼ぶ。あらゆる学問に通じておりジャイファン語も堪能。 :「いくらか弓矢を扱える」と謙遜するが、騎射や狭い通路の中での射撃で正確に標的を捉えるなど、弓の腕はかなりのもの。また周囲の誰もが一目置くほどに知力・決断力・胆力に秀でており、旅の終わりまでリーダーとして一行を導き続けた。 :クラドメッサ暴走事件後、キルシオンの遺言を受け、王国の中央集権化のために奮闘することになる。後世の書物には「大賢者」と記され、サンソンを補佐した人物として描かれている。 :愛馬は「トレール」。装備はロングボウ。 ;ジェミニ・スマインターグ(제미니 스마인타그、Gemini Smeintag、傑米妮・史麥塔格) :ヘルタントに暮らす17歳の少女。フチの幼馴染で、「ジェム」の愛称で呼ばれる。領主の森の森番の娘。酒乱の気があり、未成年であるにもかかわらず一度ならず飲酒し、騒乱を起こしている。ミュラカイン・サポーネと呼ばれる高級ワインがお気に入り。料理はあまり得意ではないが裁縫は出来る。フチ達の旅に同行することは無く、物語の序盤と終盤にのみ活躍するが、中盤においてもフチの語りを通して、あるいは彼の夢や妄想の登場人物として幾度となく登場することになる。 :カールからは「スマインターグ嬢」と呼ばれていた。 ;ハンドレイク・ヒュリチェル(핸드레이크 휴리첼、Handrake Hurichel、亨德列克・修利哲) :別名「タイバーン・ハイシーカー(Tyburn Highseeker)」。白髪で盲目の老魔術師。実は養子であり弟子でもあったシオネによってヴァンパイヤにされており、年齢は300歳を超えている。 :歴史上の大魔術師、英雄として名高い人物であったが史料が乏しく謎に包まれていた。 :対立する種族であるドラゴンと人間の相互理解、発展の為にドラゴンラージャを作った張本人で、彼自身が物語のテーマの中核を成している。人生を通し、八つの星の収集と破壊、永遠の森の創造、バイサス建国や12人の橋の作成など、幾つもの歴史的な出来事に関わってきた。が、念願であった全種族の神への到達がそもそも理論的に不可能であったことを悟り、最後の希望であったクラス10の究極魔術による新世界創造の概念も同様であったという事実に直面し、現在は後悔と悲哀に満ちた放浪生活を送っている。 :イ・ヨンドの他作品や短編集にも登場しており、それを見ると意外にもひょうきんで間の抜けた性格であることが分かる。作中で弟子の代表格として語られる"虹の"ソロチャーも大魔術師であり有名だが、こちらも性格がよく似ている。 :フチにOPGを渡し、彼を旅へと送り出す。 ;イルリル・セレニアル(이루릴 세레니얼、Iruril Serenial、伊露莉・謝蕾妮爾) :美しいエルフの女性。剣術、魔術、精霊術に精通している。おっとりした性格で、他種族の常識や考え方に疎い。 :デルハーパに向かう旅路でフチ達と出会い、仲間となる。元々ハンドレイクを探すためにデルハーパへ向かうことが目的だったが見つからず、セピアパイン峠で出会ったリッチモンドに可能性を見いだし途中フチ達と分かれて彼を追った。 :クラドメッサの暴走の時、ブルードラゴンであるジゴレイド共に合流する。その後、ジェレイントとレニを、無事イルスに送り届け、フチと再会。が、すぐにタレニアンのいるレブネイン湖へと行く。 :続編「影跡」では、1000年の時を経て破天荒な人物に変わり果てたイルリルが登場し物語の主人公の一人を務める。フチ等、かつての仲間との思い出を大切にするため、友人と共に複雑怪奇なルールを持つ卓上ゲームを作り上げていた。 :愛馬は「ラショナルセレクション」。装備はエストック、マンゴーシュ、コンポジットボウ。 ;エクセルハンド・アインデルフ(엑셀핸드 아인델프、Axelhand Eindelf、艾賽韓德・愛因德夫) :年齢は300歳以上。ドワーフの「ノッカー」。耳が良く、「洞窟の中では100キュビットの距離があってもオークの咳かコボルトの咳が判断できる」と自負している。装備はバトルアックス。サンソンと同じくらいの大食い。 :レナス市の偽男爵の一件で牢にとらえられていたが、その際にアフナイデルに助けられたためいたく彼を気に入っている。 :クラドメッサ暴走事件後、アフナイデル、青年ジャックと共にドラゴンロードのいる大迷宮へと向かう。 ;アフナイデル(아프나이델、Aphnaidel、亞夫奈德) :魔術師。通称「トップメイジ(フチが命名)」。あまり高等な魔法は使えないが、旅の中ではフチたち一行の大きな助けとなった。アフナイデルとは偽名で、師であるジョナダン・アフナイデルの名を借りている。 :元はシリキアン男爵に仕えていたがフチ達(と言うよりイルリルの言葉)により改心した。 :得意魔法はバインド、ファイヤーボール等。ファミリア(魔術師の友)のコウモリの名前はイルリルにその呪文を教えてもらったため「イルリル」と名づけた。ファミリアはその後ネクソンとの戦いで死亡。 :カーンアディウムでのオークとの戦いでは大活躍した(エクセルハンド談)。 :クラドメッサ暴走事件後、エクセルハンドに付き添い、大迷宮へと向かう。 :後の世に「最後の大魔術師」と呼ばれ、自らが望んだ通り歴史に長く名を残す偉大な魔術師となった。老年に入ったある日、イルリルに連れられ何処かへと旅立ち、帰ってくることが無かったという。 ;エデリン(에델린、Edelin、艾德琳) :トロール。エデルブロイに仕えるプリースティス。別名「癒しの手」。身長は約5.5キュビットで座高は約3キュビット。肌は緑色で瞳は黄色い。装備はスタッフ。 :幼い頃は褐色山脈の洞窟に住んでいたが、国王が派遣した討伐軍により仲間のトロール達は皆殺しにされ、自身は生け捕りにされた。その後、ハンドレイクの手に渡り、何らかの呪文で人の言葉を話せるようにされた上でエデルブロイ神殿の総本山であるグランドストームに預けられた。 :その信心深さから神殿の方も彼女を受け入れ、「エデリン」(エデルブロイの娘)の名を授かる。そして、プライムミーティングでエデルブロイのプリースティスとして認められ、首都で布教活動や奉仕活動ができるようになる。 :そして巡礼者として2年近くミッドグレードを流離い、ウエストグレードで布教活動をしようとしていた時にフチ達と会った。 :褐色山脈ドワーフの鉱山でシオネに襲われた時、フチ達を助ける。その後、自分がハンドレイクの手によって育てられたことを告白し、クラドメッサを訪れる時に一行の仲間に加わる。 ;ウンチャイ(운차이 발탄、Unchai Baltan、溫柴) :ジャイファンの元スパイ。後に亡命し、フチ達と共に旅をすることとなった。殺気の使い手で、オーク達からは「目玉モンスター」として恐れられている。 :流れるように剣を操る「ジャイファン式剣術」を体得しており、ハスラーにも引けを取らない腕前。 :愛馬は「アンビュラントジェイル」。装備はロングソード。 :殺気の扱いが非常に上手く、ワイバーンを睨んだだけで怯ませた事がある。ネリアに想いを寄せられている。ジャイファンでのスパイ教育により様々な毒等に免疫を持っている。 :最初は故国での戒律から女性と直接話すことができなかったが後にできるようになった。 :クラドメッサ暴走事件後、ネリア、ハスラーと共に行方をくらましたハルシュタイル侯爵を追う。侯爵との因縁を片付けた後はネリアらと共に西方の未開拓地へ向かったらしく、続編には彼の姓であるバルタンの名を持つ西の大国が登場している他、王となって開拓者たちを守護した偉人としての逸話が伝わっている。 ;ネリア(네리아、Neria、妮莉亞) :通称「トライデントのネリア」。赤毛でおかっぱ頭。孤児なので年齢不詳。本人は二十歳は過ぎていると語っている。自称ナイトホーク(盗賊の隠語)で、宝石等の高価な品には目がないが、別段自身の生業に好感を持っているわけではない。 :幼少の頃から売春や盗みで生計を立てていたことが作中で暗示されており、裏の世界では名の知れた存在。スロードという人物を殺害して名を上げたらしいが、詳細は語られていない。盗賊ギルドやハルシュタイル公爵などと関係し、特に物語中盤では彼女を主題に据えたストーリーが展開される。 :雷に異常な程恐怖心を抱いている。幼少時のトラウマから自分の背中に向けて話す人を嫌う。 :愛馬は巨大な黒馬「エボニーナイトホーク」。二つ名の表す通りトライデントを武器としているが、サンソンやネクソンには軽くあしらわれてしまう程度の実力。トライデントはどちらかと言うと武器というより軽業や壁越えのための道具として所持していた模様。 :クラドメッサ暴走事件後、ウンチャイ、ハスラーとハルシュタイル侯爵を追う。侯爵との因縁を片付けた後はウンチャイの建国を助け王妃になったらしい。 ;キルシオン・バイサス(길시언 바이서스、Gilsyon Vyseus、吉西恩・拜索斯) :100年に1度出るかで無いかの聖君の器と言われていたが、貴族院により廃嫡されたため、バイサス王家を飛び出して冒険の人生を選んだ放浪王子。34歳前後(フチを「自分の半分の年齢の少年」と言っていた)。髪は灰色で立派な体格の持ち主。魔法剣プリムブレードを使いこなす。だが、しばしばプリムブレードが彼の口を借りて変な事を喋ることに悩まされている。食事は基本的に携帯食料で済ます。ジャイファン語を話せる。 :愛馬は「サンダーライダー」。装備はエゴソード(プリムブレード)、カイトシールド、ハーフプレート、レギンス(金属製)。 :5歳の時に冊封された。6年前にプリムブレードを城の宝物倉から盗み、インペリアから飛び出し、その後太子の地位を奪われる。その後、6年振りに首都に戻ろうとしている時(サンダーライダーの呪いを解き、プリームブレードを黙らせるための呪文が掛かった魔法鞘を買う為)にフチ達に会ったが、その後1日も経たない内に分かれ、又首都で再会する。 :褐色山脈での金髪のレッティのプリーストの攻撃からフチをかばい、フチにサンダーライダーを、サンソンにプリムブレードを、カールにバイサスを託し、死亡した。後に竜殺しの英雄にして愛国者として伝説化される。 ;ジェレイント・ティンバー(제레인트 침버、Jeraint Chimber、傑倫特・欽柏) :テペリに仕える20代半ばのプリースト。天真爛漫で陽気な性格。非常に非力。クラドメッサのドラゴンラージャ(レニ)を探し出すためにフチたちとともに旅をすることになる。その時にハイプリーストから宝石が装飾されたディバインマークを餞別として受け取っており、それにより強力なディバインパワーが使える。 :大迷宮でネクソンに殺されたかと思われていたが、ドラゴンロードに救われる。 :ディバインマークに頼らずとも強力なディバインパワーの持ち主であり、大地を揺るがすほどの力も発揮出来る。 :老年に入ってからは兼業作家になったらしく、続編には彼の執筆したミステリー小説が登場している。残虐なシーンなどがあり主に他宗派の神官たちから批判を浴びたが、同派のテペリ神官たちはむしろジェレイントの執筆を羨ましがり、こぞってそれを模倣、無神論小説やスプラッター小説まで書き始めたため彼への批判はすぐにうやむやになってしまったと語られている。 :装備は木製のスタッフやミリタリーフォークだったり様々。 ;レニ・ハルシュタイル(레니 할슈타일、Lenni Halshteil、雷妮・哈修泰爾) :「ホエルズボーンヤード」で働くグレイドンの娘。ハルシュタイルの実の娘(母は下女)で、大陸最高のドラゴンラージャである。 :幼い頃エデリンと同じくハンドレイクに拾われ、グレイドンに引き取られる。本人はハルシュタイル姓を名乗るのを嫌がっている。また、複数の父親がいるという現状に困惑し、葛藤している。クラドメッサの死にひどく打ちのめされていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ドラゴンラージャの登場人物一覧」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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