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ラバール・ノズルまたはドラバル・ノズル(De Laval nozzle)は、中ほどが狭まっている管で、砂時計のような形状のノズル。収縮拡大ノズル、CDノズルとも。ガス流をこれに通すことで加速させ、超音速を得るのに使われる。ある種の蒸気タービン(衝動タービン)に広く使われ、ロケットエンジンや超音速ジェットエンジンにも使われている。 同様の流れの特性は、天体物理学における宇宙ジェットにも適用される。 == 歴史 == このノズルはスウェーデンの発明家グスタフ・ド・ラバルが1888年、衝動蒸気タービンで使用するために開発した〔See: British patent 7143 of 1889.〕〔(1) Theodore Stevens and Henry M. Hobart, ''Steam Turbine Engineering'' (New York, N.Y., The MacMillan Co., 1906), pages 24-27.(Available on-line at: http://books.google.com/books?id=9ElMAAAAMAAJ&pg=PA27&lpg=PA26&ots=i9N3YYNjIF&ie=ISO-8859-1&output=html ) ; (2) Robert M. Neilson, ''The Steam Turbine'' (London, England: Longmans, Green, and Co., 1903), pages 102-103. (Available on-line at: http://books.google.com/books?id=ODhMAAAAMAAJ&pg=PA102&lpg=PA102&ots=WYaRaosiiM&ie=ISO-8859-1&output=html ) ; (3) Garrett Scaife, ''From Galaxies to Turbines: Science, Technology, and the Parsons Family'' (Abingdon, England: Taylor & Francis Group, LLC: 2000), page 197. (Available on-line at: http://books.google.com/books?id=BeMjgxsifcQC&pg=PA197&lpg=PA197&source=bl&ots=VpRffcaLG2&sig=mNb8dGDFErN8mgmo79HN6Dpa2DM&hl=en&ei=jMkjS82WFJHIlAew4IH9CQ&sa=X&oi=book_result&ct=result&resnum=10&ved=0CCUQ6AEwCTgU ) ; (4) John David Anderson, ''Modern Compressible Flow: With Historical Perspective'', 3rd ed. (New York, New York: McGraw-Hill, 2003), page 229. (Available on-line at: http://books.google.com/books?id=woeqa4-a5EgC&pg=PA229&lpg=PA230&ots=bwerpi2LWc&ie=ISO-8859-1&output=html ).〕。 その原理をロバート・ゴダードがロケットエンジンで使い、その後のロケットエンジンでもほぼ例外なくラバール・ノズルを高温ガス燃焼に採用している。 ラバール・ノズルによる超音速流れは1903年にによって初めて実験的に研究された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ラバール・ノズル」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 de Laval nozzle 」があります。 スポンサード リンク
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