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ドリア旋法(ドリアせんぽう)は、音楽における旋法の一種である。 現在一般にドリア旋法として知られている教会旋法のドリア旋法は、古代ギリシャのドリア旋法にその名が由来するが、両者の内容は全く異なるものである。 == 古代ギリシャのドリア旋法 == ドリア旋法は、ギリシャのドーリア人にちなんで名づけられている。古代ギリシャの音楽理論は、1オクターヴの音階に見られる音程関係をオクターヴ種に分類した。その中でドリアのオクターヴ種は2つのテトラコルドを全音を挟んで連結した、ヒュパテー・メソーンからネーテー・ディエゼウグメノーンの1オクターブの音階であり、ディアトニックのテトラコルド (半音・全音・全音) による場合、これは現代の音名では、e′–e″の全音階の1オクターヴ :E F G A B C D E に相当する。 他のオクターヴ種は以下のように名付けられた。 *ヒポリディア (f′–f″) *ヒポフリギア (g′–g″) *ヒポドリア旋法 (a′–a″) *ミクソリディア旋法 (b–b′) *リディア (c′–c″) *フリギア旋法 (d′–d″) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ドリア旋法」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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