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ドリルミサイルは、映像作品にしばしば登場する架空の兵器である。 ミサイルの先端にドリルを装備しているか、ミサイル自体がドリルのような形状となっており、その回転を利用して対象の内部へ深く食い込んだ後、そこからの爆発で大ダメージを与えるのが特色である。現実にはこうした設計思想の兵器は存在していないが、視覚的に効果がわかりやすいため、日本のアニメ作品や特撮作品にはしばしば登場する。 == 主な使用作品 == === アニメ === ; マジンガーZ : マジンガーZが強化されていく課程で装備された、追加武装の1つ。ロケットパンチとして発射される腕の部分が90度折れ曲がり、肘関節の断面から発射されるミサイルである。形状はドリル状になっており、複数が一度に発射される。 ; ゲッターロボ : ゲッター2系統の機体に装備されている。装備されているドリルがそのままミサイルと化し、機体から離れて飛んでいく。ただし、以下の機体は除く。 : * ゲッターライガー(漫画版ではジェットドリルの名前で使用。また、アニメ版でも最終回に限り下記のドリルパンチを使用) : * ネオゲッター2 : * ゲッター翔(アニメ版のみ、トルネードランチャーの名前で使用している) : 敵に命中した際の爆発の有無は特に定まっておらず、爆発するときもあれば敵に突き刺さるときもある。また、呼称も統一されておらず、ゲッター2の場合でもテレビアニメ版では「ドリルパンチ」、OVA版では「ドリルミサイル」と呼ばれている。 ; 勇者ライディーン : 第28話で巨烈獣コーカツが「ダムダム弾」をライディーンのゴッドミサイル発射口に撃ち込み、その内部メカを連鎖的に破壊して機能停止に追い込んだ。 ; 宇宙戦艦ヤマトシリーズ :; 宇宙戦艦ヤマト :: ドメル将軍が七色星団におけるヤマトとの決戦の際、重爆撃機に積載して瞬間物質移送器で送り込み、使用した兵器。 :: 全体の形状は赤く翼のない中央部がくびれた円柱状の大型ミサイルで、爆撃機に1発のみ搭載できる。その名が示す通りに先頭部が黄色いドリルとなっており、これがヤマトの波動砲の射出口から内部に食い込む。発射を防ぐと同時に爆発することを意図し、ガミラス帝国の兵器開発部でヤマト対策兵器として特別に急遽開発された。 :: 先頭部に存在するほぼ人間サイズの出入口から真田志郎とアナライザーが内部へ侵入して動力を逆転させたため、ドリルミサイルはドメルの空母艦隊へ逆走して戦闘空母に命中し、旗艦以外の空母艦隊は全滅した。 :: 制作当初はガミラスの破壊工作員たちが乗り込み、着弾後にヤマトを内部から攪乱するというエピソードが予定されていたが、放送期間の短縮により省略された。前述の出入口はそのためのものであるが、このエピソードが割愛されたために単純な弱点となってしまった。しかし、ひおあきらの描く漫画版では割愛されず、ほぼ当初のままに描かれている。 :; 宇宙戦艦ヤマトIII :: 惑星地表に打ちこんで大地を抉り、地質を調べる探査用ドリルミサイルも登場した。 :; 宇宙戦艦ヤマト2199 :: 『宇宙戦艦ヤマト』のリメイク版。「小惑星掘削用の特殊削岩弾を爆装して軍事転用した」という設定に変更され、本来軍用ではなく作業用であるがゆえに侵入対策が講じられていないという解釈がされている。 ; UFOロボ グレンダイザー : スペイザーの両翼から打ち出されるスピンドリルが、ドリルミサイルに相当する。空戦用。ドリルスペイザーもそれらしき武器を装備している。 ; 鋼鉄ジーグ : 本来は飛行用のオプションパーツであるが、マッハドリルをミサイルのように敵に向けて飛ばすことが可能(「マッハドリル・シュート」と呼称される)。アースパーツも同様。 ; 大空魔竜ガイキング : ミラクルドリルが登場。大空魔竜から発射されるが、ガイキングの武器としても使用可能。 ; 革命機ヴァルヴレイヴ : 大型ドリルが登場。イデアール級機動殲滅機から発射される。拠点攻略用兵器であり、着弾後は目標を穿つ大規模破壊を行いながら致死性の毒ガスを噴出させ、大量虐殺も行う。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ドリルミサイル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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